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パテントマップの戦略的活用術
■ 執筆者(敬称略)
インパテック(株) 代表取締役社長 新井 喜美雄(日本におけるパテントマップ・特許情報解析の第一人者)
3DPowers,Inc.(株) 代表取締役社長 村野 俊次
日本化薬(株) 法務知的財産室 特許グループ 担当参事 松谷 貴己
富士ゼロックス(株) 知的財産部 部長 佐藤 清孝
日本アイアール(株) 知的財産活用研究所 顧問 隈元 光太郎(元呉羽化学工業(株) 知的財産部長)
エム・アール・アイ システムズ(株) 知識創造システム部 栗原 健一 (元リコー,特許実務経験25年以上)
■ 目  次

第1章 パテントマップの種類と見方・読み方
  第1節 パテントマッブとその目的
  第2節 パテントマップの種類
   2.1 統計型パテントマップの種類と目的
    2.1.1 ランキングマップ
    2.1.2 シェアマップ
    2.1.3 時系列マップ
    2.1.4 レーダーマップ
    2.1.5 マトリクスマップ
    2.1.6 コリレイションマップ
    2.1.7 ニューエントリーマップ
    2.1.8 ポートフォリオマップ
    2.1.9 その他の特殊なマップ
   2.2 リスト型パテントマップの種類と目的
    2.2.1 要旨マップ
    2.2.2 構成部位マップ
    2.2.3 技術発展マップ
  第3節 パテントマップの見方・読み方
   3.1 統計型パテントマップの見方・読み方
   3.2 リスト型パテントマップの見方・読み方
  第4節 パテントマップの活用法
   4.1 パテントマップの技術情報的活用法
   4.2 パテントマップの経営情報的活用法
   4.3 パテントマップの権利情報的活用法

第2章 パテントマップ作成の基礎
  第1節 特許情報の加工と分析
  第2節 パテントマップ作成ステップ・作成手順
  第3節 パテントマップの作成方法と留意点
   3.1 パテントマップの企画・立案
   3.2 キーワード処理
   3.3 分析観点の決め方

第3章 パテントマップの戦略的活用
  第1節 パテントマップを用いた特許戦略、技術開発戦略
  第2節 企業動向を読むためのパテントマップとその戦略的活用
  第3節 業界動向を読むためのパテントマップとその戦略的活用
  第4節 研究開発者動向を読むためのパテントマップとその戦略的活用
  第5節 製品動向を読むためのパテントマップとその戦略的活用
  第6節 技術動向を読むためのパテントマップとその戦略的活用

第4章 各社におけるパテントマップの活用事例
  第1節 3DPowers,Inc.におけるパテントマップ活用事例
   1.1 優れた発明は自分流の調査から
    1.1.1 後発メーカーの発明の可能性について
    1.1.2 新しい技術の発明の可能性について
    1.1.3 成熟した技術の中からの発明の可能性について
   1.2 売れる特許出願の勧め
    1.2.1 特許出願の目的
    1.2.2 係争しなくても済む特許の出願を目指す
    1.2.3 弱い発明から強い発明へ
    1.2.4 範囲拡大による強い発明
   1.3 技術者向けパテントマップ
    1.3.1 技術者のポテンシャルを活用したパテントマップ
    1.3.2 技術範囲の広さを認識する
    1.3.3 広い技術範囲から必要な技術情報を得る
    1.3.4 試作はいつ行うべきか
   1.4 強い発明ができるまでの流れ
    1.4.1 技術調査から発明を行う方法
    1.4.2 従来調査方法の問題点
    1.4.3 クイック技術マップ
   1.5 調査例;半導体製造装置
    1.5.1 全体調査
    1.5.2 製造技術の抽出
    1.5.3 構成技術の抽出
    1.5.4 新発明を生み出すための方針
   1.6 有機EL製造装置の発明検討
    1.6.1 テーマ選定理由
    1.6.2 有機ELが注目を集める理由とまだ実用化されていない理由
    1.6.3 有機EL製造装置特許調査
    1.6.4 有機EL製造装置技術動向調査
    1.6.5 有機EL製造装置解決課題
    1.6.6 有機EL製造装置の発明検討;気相成膜装置
    1.6.7 有機EL製造装置の発明検討;霧化装置
    1.6.8 有機EL製造装置の発明検討;液相成膜装置
    1.6.9 有機EL製造装置の発明検討;パターン形成装置
    1.6.10有機EL製造装置発明イメージ
   1.7 有機EL製造装置を発明するための技術マップ作成まとめ
    1.7.1 パテントマップにより発明を生み出すための方法
    1.7.2 パテントマップ作成の流れ
    1.7.3 技術動向調査手順と調査結果概要
    1.7.4 パテントマップの作成手順と重要技術の抽出手順
    1.7.5 新技術マップの具体的作成手順
    1.7.6 新技術マップの作成
    1.7.7 新発明を生み出すための方針
   1.8 古くからある技術の調査方法と発明方法
    1.8.1 古くからある技術の調査方法
    1.8.2 古くからある技術の調査手順;スクリーン印刷機
    1.8.3 従来例の問題点;充填法
    1.8.4 従来例の問題点の分析と解決方法の考察
    1.8.5 スクリーン印刷機での重要技術の抽出と解決課題
    1.8.6 スクリーン印刷法での版離れに関する調査と発明
    1.8.7 スクリーン印刷法での充填と版離れに関する発明例
    1.8.8 スクリーン印刷法での印圧に関する調査と発明
   1.9 発明のスキージヘッド3次元設計例
   1.10弁理士への依頼方法
   1.11あとがき
  第2節 日本化薬におけるパテントマップの利用について
   2.1 会社の概要と特許部門の位置づけ
   2.2 パテントマップの利用
    2.2.1 概要
    2.2.2 市販ソフト利用
    2.2.3 オンラインホストの利用
    2.2.4 汎用ソフトの利用
   2.3 ケーススタディー
   2.4 今後の課題
    2.4.1 特許情報の質
    2.4.2 新技術への期待
    2.4.3 今後の利用に向けて
  第3節 富士ゼロックスにおけるパテントマップ活用の現状と事例
   3.1 弊社における特許マップ活用事例(出願編)
    3.1.1 特許網形成活動における特許マップ活用
    3.1.2 技術課題をベースとした発明創出のための特許マップ活用
    3.1.3 外国出願案件選定における特許マップ活用
    3.1.4 用途発明(アプリケーション発明)出願のための特許マップ活用
   3.2 弊社における特許マップ活用事例(他社特許対応編)
   3.3 弊社における特許マップ活用事例(権利化及び特許資産活用編)
    3.3.1 過去出願資産の活用のための特許マップ活用(モデル編)
    3.3.2 過去出願資産活用のための特許マップ活用(実際編)
   3.4 これからの特許マップの作成と活用

第5章 各製品におけるパテントマップ活用事例
  第1節 パテントマップで探る、新技術の動向
   1.1 役に立つパテントマップ
   1.2 特許情報の中にあるクラスターを探る
   1.3 特許から新技術(未来技術)の発見は可能か
    1.3.1 明細書の読み方
    1.3.2 引用情報から技術の流れを掴む
  第2節 携帯型燃料電池
   2.1 燃料電池技術の概要
   2.2 特許から見た携帯型燃料電池の開発動向
   2.3 各社の開発動向
   2.4 携帯型燃料電池、今後の開発課題
   2.5 携帯型燃料電池における特許情報収集のポイント
  第3節 ガスハイドライト技術
   3.1 ガスハイドレート(概要)
   3.2 ガスハイドレートの利用技術
   3.3 特許から見たガスハイドレート技術の現状
   3.4 ガスハイドレート技術における分類別技術動向
   3.5 ガスハイドレート技術における特許情報収集のポイント
  第4節 カーボンナノチューブ
   4.1「カーボンナノチューブ」とは
   4.2 カーボンナノチューブの材料としての将来
   4.3 どのような視点で特許を見るか(切り口項目の設定)
   4.4 カーボンナノチューブの特許情報収集(検索)
   4.5 パテントマップ[特許出願状況(出願人別・分類項目)]
   4.6 カーボンナノチューブ今後の展開
第5節 インクジェット技術の展開
第6節 戦略的パテントマップ ―有機ELを事例としてー
   6.1 パテントマップの実際
    6.1.1 研究開発・特許戦略におけるパテントマップ

    6.1.2 戦略的パテントマップ
    6.1.3 独占可能な差別化技術の包囲網の構築
    6.1.4 特許包囲網の事例1
   6.2 有機ELに関するパテントマップ
    6.2.1 有機EL素子のロードマップ
    6.2.2 有機ELデバイスの構造
   6.3 有機EL素子の特許動向