第1章 光学樹脂の特性・開発状況と屈折率の制御・設計
【第1節 光学用透明性プラスチックについて】
1.はじめに
2.光学用透明性プラスチック(既存材料)
2-1. ポリメタクリル酸メチル(PMMA) 2-2. ポリカーボネート(PC)
3.光学用透明性プラスチック(新規光学材料)
3-1. ノルボルネン系樹脂(COP)
日本ゼオン鰍フ「ゼオネックス」、「ゼオノア」
3-2. 変性ノルボルネン系樹脂 JSR鰍フ「アートン」
3-3. 環状オレフィン共重合体(COC)
三井化学鰍フ「アペル」、Ticona社の「Topas」
3-4. 脂環式アクリル樹脂 日立化成工業鰍フ「オプトレッツ」
3-5. ブルーレイDVD基板用新規非晶性ポリオレフィン
Dow Chemical Company社のPCHE樹脂
3-6. 高密度光ディスク用新規ポリカーボネート
3-7. 非晶性フッ素樹脂:旭硝子鰍フ「サイトップ」
4. その他の透明性プラスチック
4-1. ポリメチルペンテン-1(PMP):三井化学の「TPX」
4-2. ポリスチレン系特殊透明性樹脂
4-3. 非晶性コポリエステル イーストマンケミカル社の「PETG」など
4-4. ポリエチレンナフタレート(PEN)
4-5. ポリアリレート(PAR) ユニチカの「Uポリマー」など
4-6. ポリスルホン(PSU)
ソルベイアドバンストポリマーズの「ユーデル」など
4-7. ポリエーテルスルホン(PES)
住友化学工業鰍フ「スミカエクセル」など
4-8. ポリエーテルイミド(PEI)
【第2節 分子構造と光学特性】
1. 屈折率
1-1. 屈折率と分子構造 1-2. 屈折率の制御
2.透明性
2-1.光吸収
2-2. 光散乱
2-3.高透明化のための分子設計
【第3節 フッ素樹脂の屈折率制御と製膜硬化性およびその応用】
1.はじめに
2.フッ素樹脂の屈折率制御
2-1. 屈折率の予測
2-2. ポリマー主鎖による屈折率制御
3.フッ素樹脂の製膜硬化性
3-1. UV硬化性と酸素阻害
3-2. 薄膜硬度と屈折率
4.応用:反射防止機能の付与
4-1. 反射防止膜材料
4-2. 反射防止の原理
4-3. ディスプレイ用反射防止膜
【第4節 UV硬化型フッ素化アクリル樹脂を用いた光学材料への応用】
1.低屈折率性とフッ素樹脂
2.UV硬化型フッ素化アクリル樹脂の特徴
3.UV硬化型フッ素化アクリル樹脂の粘度と物性
4.加工適性の向上
【第5節 光学用樹脂の特性 開発状況と屈折率制御・設計におけるトラブルおよびその対策】
1.有機無機ナノ粒子複合光学材料の開発現状
2.有機無機ナノ複合光学材料における屈折率の設計と制御における注意点
3.有機無機ナノ光学材料の屈折率測定に関する注意点
第2章 光学用樹脂の成形・加工とトラブルおよびその対策
【第1節は著作権の都合上、掲載しておりません】
【第2節 高透明ポリイミドフィルムへの 新規転写法開発とその応用】
1.新しいフィルム転写法
1-1. スピンコートによる成膜
1-2. 剥離層法
1-2-1. 転写の具体例
1-2-2. 転写形状観察
1-3. シリコン転写法
1-3-1. 転写方法
1-3-2. 転写形状観察
2.光学部品(光導波路)への応用
第3章 光学用樹脂における応用技術および トラブルとその対応策
【第1節は著作権の都合上、掲載しておりません】
【第2節 光学用PC樹脂による使用上のトラブルとその対応事例】
1. 光学用PC樹脂特性と応用事例
1-1. 光学用PC AD-5503の特性
1-2. AD-5503の応用例
2. PC受け入れから成形工程までのトラブル事例
2-1. 砂の混入
2-2. ガラス繊維の混入
2-3. PCフィルム状物の発生
2-4. 木片の混入
2-5. ステンレス片の混入
2-6. ステンレス粒の混入
2-7. 硬質フッ素樹脂片の混入
2-8.予備乾燥不足(再吸湿)
3. 光ディスク基板特有のトラブル
3-1. 異物の付着
3-2. クラウドの発生
3-3. 反射膜・記録膜の欠陥
4. 市販DVDの不良実例
4-1 ディスクの割れ
4-2 ディスク基板の欠陥の発生
【第3節は著作権の都合上、掲載しておりません】
【第4節 光導波路への応用技術におけるトラブルとその対策】
1.基本材料の物性の測定
2.導波路に作製
2-1.屈折率差の形成
2-2.導波層厚さの制御
2-3.薄膜作製法
2-4.熱処理と変形
2-5.端面形成
【第5節 光学用接着剤用途への応用技術におけるトラブルとその対策】
1.光学用接着剤のトラブル対策の手法
2.硬化温度によるトラブル
3.吸湿によるトラブル
4.光照射条件に関するトラブル
【第6節 光学用接着剤用途への応用技術におけるトラブルとその対策】
1.光学部品用接着剤
1-1.エポキシ系接着剤
1-2.紫外線硬化系接着剤
1-3.その他
2.使用上の問題点
2-1.非着材の表面
2-2.接着剤
2-2-1.接着剤の計量・混合
2-2-2.接着剤の塗布
2-2-3.接着剤の硬化
2-2-4.検査
3.発生するトラブルとその対応策
【第7節 プラスチック透明電極基板への応用】
1.透明電極
2.ITOの特性
3.成膜方法
4.プラスチック基板材料
5.成膜基板としてのプラスチック材料 |