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ハードコート 硬度 書籍
プラスチック基材中心とした
ハードコート膜における材料設計塗工技術硬度向上
■ 執筆者(敬称略)
東京理科大学
東京理科大学
東亞合成(株)
ダイキン工業(株)
ダイキン工業(株)
触媒化成工業(株)
神戸大学
日本アイ・ティ・エフ(株)
(株)NHVコーポレーション
郡司 天博
阿部 芳首
佐々木 裕
佐藤 数行
田中 義人
吉留 博雄
蔵岡 孝治
中東 孝浩
中井 康二
住友スリーエム(株)
カシュー(株)
マツイカガク(株)
マツイカガク(株)
リンテック(株)
パナソニックエレクトロニックデバイス(株)
帝国インキ製造(株)
愛知県産業技術研究所
(株)日板研究所
カシュー(株)
畑中 秀之
板橋 明道
足利 一男
河村 紀代子
所司 悟
中西 朗
高田 直人
行木 啓記
市川 好男
阿久津 幹夫
■ 目  次

【第1章】 各種ハードコート技術における材料設計とその硬化特性

第1節 各種ハードコート技術の設計及び硬化特性とその評価

1.は著作権の都合上、掲載しておりません

2.シリコーン系ハードコート技術における材料設計と硬化特性
  1.シリコーン系コーティング剤
  2.熱硬化型コーティング剤
  3.基材の前処理
  4.硬化収縮
  5.カール性
  6.密着性の評価
  7.硬化度の評価
  8.機能性の発現
  9.塗布法
  10.ポリシルセスキオキサン系有機−無機ハイブリッド薄膜

3.UVカチオン系ハードコート技術における材料設計
  1.はじめに
  2.UVカチオン系硬化型材料
   2.1 ラジカル重合とカチオン開環重合との比較
   2.2 構成材料の諸特性
     ・UVカチオン開始剤
     ・カチオン重合性モノマー
  3.ハードコーティング剤への応用
  4.最近のトピックス
   4.1 エポキシ系モノマー
   4.2 オキセタン系モノマー 5.まとめ

4.フッ素樹脂の屈折率制御と製膜硬化性およびその応用
  1.はじめに
  2.フッ素樹脂の屈折率制御
   2.1 屈折率の予測
   2.2 ポリマー主鎖による屈折率制御
  3.フッ素樹脂の製膜硬化性
   3.1 UV硬化性と酸素阻害
   3.2 薄膜硬度と屈折率
  4.応用:反射防止機能の付与
   4.1 反射防止膜材料
   4.2 反射防止の原理
   4.3 ディスプレイ用反射防止膜
  5.おわりに

5.は著作権の都合上、掲載しておりません

6.光学ナノ粒子を用いたハードコート膜の形成と用いるナノ粒子の特性
  1.ナノ粒子とコロイド粒子
  2.ナノ粒子の表面制御
  3.光学的性質
  4.ハードコート膜への適用

7.無機マトリックス中に有機高分子を分散させた有機-無機ハイブリッドハードコート膜の作製とその特性
  1.ゾル-ゲル法
  2.有機-無機ハイブリッドハードコート膜
   2.1 ハードコート剤の調製方法
   2.2 ハードコート膜の特性
     ・フェニルトリエトキシシラン(PhTEOS)の添加効果
     ・溶媒量の効果
     ・ポリエチレングリコール(PEG)の分子量の効果
     ・その他の特性

8.DLCを用いたプラスチック基板へのハードコート技術と機能性の付与
  1.はじめに
  2.有害化学物質に関連する主な規制
  3.DLCの特徴
  4.プラスチック等高分子材料へのフレキシブルDLCの適応と問題解決手法
  5.成膜装置および処理方法
  6.実験結果
  7.まとめ

9.電子線(EB)硬化によるハードコート技術とその課題
  1.電子線照射装置
   1.1 電子線照射
   1.2 電子線照射装置
  2.EB硬化方式の特徴
   2.1 熱・UV・EBの比較
   2.2 熱・UV/EB硬化方式の技術的比較
   2.3 UV硬化とEB硬化の比較
   2.4 EB硬化によるハードコート技術の実際例
     ・無毒性コーティング
     ・耐候性コーティング
     ・不透明塗装剤によるコーティング
     ・高架橋密度コーティング
     ・厚膜コーティング
     ・熱に弱い製品へのコーティング
     ・フィルム層を通しての硬化
  3.技術的課題
   3.1 コスト比較
   3.2 基材への影響
     ・架橋と崩壊
     ・ガス発生と臭気
     ・着色
     ・温度上昇
   3.3 安全性


第2節 ハードコート膜の分析手法とその評価

1.は著作権の都合上、掲載しておりません

2.UV硬化型ハードコートの組成分析と硬化挙動の解析
  1.組成分析
   1.1 光重合性オリゴマー
   1.2 光重合性モノマー
   1.3 光重合開始剤
     ・ラジカル重合開始剤
     ・カチオン重合開始剤
   1.4 硬化後のハードコート膜の分析
  2.硬化挙動の解析
   2.1 硬化挙動に影響を及ぼす要因
   2.2 重合速度
   2.3 FT-IR法による硬化挙動解析

3.UV硬化型ハードコート膜の硬化率の測定とその評価
  1.赤外分光々度法
   1.1 透過法
   1.2 全反射測定法
   1.3 拡散反射法
   1.4 転化率の評価
  2.ゲル分率
  3.ユニバーサル硬さ
  4.引っかき硬度(鉛筆法)
  5.スチールウール試験

4.UV硬化型ハードコート膜の残留モノマーの解析
  1.モノマーの安全性
  2.残留モノマーの分析

第2章 製品・形状別によるハードコート膜の塗布技術と硬化特性の評価

1.フィルムへのハードコート技術
  1.プラスチックフィルムの下地処理
  2.ハードコート剤のコーティング・硬化方法
  3.ハードコート剤の硬化条件と硬化膜特性

2.フィルムへのUVハードコート技術<光学用>
  1.基材
  2.ハードコート液の設計と管理
  3.コーティング方式
  4.乾燥・UV
  5.ハードコートの種類と応用

3.タッチパネルへのハードコート技術の応用
  1.タッチパネルについて
  2.抵抗膜式タッチパネルの構成とハードコート膜
   2.1 タッチパネルの構成と動作原理
   2.2 基板材質によるバリエーションとハードコート膜
   2.3 ハードコート膜の形成方法
  3.タッチパネルにおけるハードコート膜の技術動向
   3.1 防眩処理
   3.2 耐指紋性
   3.3 高精細カラー対応防眩処理
   3.4 アンチニュートンリング対策
   3.5 ハードコート膜の品質 4.まとめ

4.スクリーン印刷によるシートへのハードコート技術
  1.スクリーン印刷とハードコート
  2.スクリーン印刷ハードコートと用途例
   2.1 電子機器部品、家電製品の印刷インキ層の耐久性、耐擦傷性向上
   2.2 屋外仕様ステッカー印刷物の耐候性、耐久性向上
   2.3 ポスター、パンフレット、ブックカバー等の部分強調、および、保護
   2.4各種製品、商品の保護目的に加えて特殊機能性付与
  3.仕上がりとスクリーン印刷ハードコート
  4.スクリーン印刷ハードコートの物性と耐久性
   4.1 組成
   4.2 印刷適性
   4.3 乾燥、硬化
   4.4 耐久性評価項目と評価方法
  5.スクリーン印刷ハードコートにおける留意点

5.ポリビニルブチラール−シリカ有機・無機複合体薄膜を用いた
                      プラスチックレンズへのハードコート

  1.眼鏡レンズ用ハードコート膜について
  2.複合化による材料設計
  3.耐衝撃性ハードコートの材料設計および複合化手法
  4.実験方法
  5.実験結果

6.無機系コート剤によるハードコート方法
  1.はじめに
  2.無機系、無機・有機ハイブリッドコート剤
   2.1 オルガノアルコキシシラン系コート剤
   2.2 オルガノアルコキシシラン・合成樹脂ハイブリッド系コート剤
   2.3 アルコキシシラン・ジルコニウム系コート剤
   2.4 アルカリ金属塩系コート剤
   2.5 アルカリ金属塩・合成樹脂系コート剤
   2.6 酸性金属塩系コート剤
   2.7 酸性金属塩・合成樹脂系コート剤
  3.各種基材へのハードコート法
   3.1 合成樹脂
   3.2 金属
   3.3 ガラス
  4.まとめ

7.ガラス基板へのハードコート技術
  1.はじめに
  2.DLCの光学特性、機械的特性
  3.ガラス基板へのDLCコートの事例
  4.ガラス基材へのDLCコートのプロセス
  5.ガラス基材へのDLCコートにおける密着性向上
  6.まとめ

8.は著作権の都合上、掲載しておりません

9.は著作権の都合上、掲載しておりません

10.携帯電話及び成型品へのハードコート
  1.はじめに
  2.UV硬化型ハードコート剤が広範に採用された理由
  3.携帯電話向け塗装の概略
   3.1 使用素材の現状
   3.2 携帯電話用UV硬化型ハードーコート剤の一般的な塗装工程とライン構成
  4.携帯電話向けUV硬化型ハードコート剤に求められる物性
   4.1 携帯電話向けUV硬化型ハードコートに要求される物性
   4.2 要求される物性(耐擦傷性と耐熱性を両立)を達成する困難性
  5.従来のUV硬化型ハードコート剤の設計思想と問題点
   5.1 一般的なUV硬化型ハードコート剤の構成成分
   5.2 従来のUVハードコート剤の設計思想と問題点
  6.携帯電話向け下塗り塗料の特徴と開発のポイント
   6.1 下塗り塗料に使用される色材の特徴と物性に与える影響
   6.2 下塗り塗料に要求される性能と開発のポイント
  7.携帯電話向け下塗り塗料とUV硬化型ハードコート剤の種類
   7.1 下塗り塗料の種類と特徴
   7.2 UV硬化型ハードコート剤の種類と特徴
  8.化粧品容器向けUV硬化型ハードコート・システムについて
   8.1 コンパクトへの塗装
   8.2 化粧品容器用PETボトルへの塗装

第3章 ハードコート技術における機能性付与技術

1−1.耐擦傷性の向上<光学用>

1−2.耐擦傷性・摩耗性の向上(UV硬化型ハードコート剤設計を巡って)
  1.はじめに
  2.一般的な耐擦傷性、耐摩耗性試験について
  3.耐擦傷性、耐磨耗性とレオロジー上の特徴について
  4.耐擦り傷性、耐摩耗性向上の為の方法
   4.1 耐摩耗性の高い樹脂を使用する
   4.2 UVハードコート剤そのものの表面硬化特性を向上させる方法
   4.3 無機化合物をハイブリッド化する
   4.4 固体潤滑物質を使用する

1−3.は著作権の都合上、掲載しておりません

1−4.耐擦傷性の向上 <スクリーン印刷>
  1.グロスハードコートと耐擦傷性の向上
  2.マット、テキスチュアハードコートと耐擦傷性の向上

1−5.PVB−シリカハードコートの耐擦傷性および密着性
  1.評価方法
  2.結果
   2.1 密着性評価
   2.2 耐擦傷性評価

2.帯電防止性の付与

3.防汚性の付与
  1.ハードコートへの防汚性付与
  2.AGハードコートへの指紋付着防止、指紋拭き取り性の付与

4−1.は著作権の都合上、掲載しておりません

4−2.耐候性の向上

5−1.硬度の向上<DLC>
  1.DLCの構造と硬度の相関
  2.DLCの硬度向上手法
   2.1 膜の結合状態で硬度を上げる方法
   2.2 膜構造で硬度を上げる方法

5−2.UVカチオン硬化材料における硬度の向上
  1.芳香族系多官能オキセタン材料
  2.ハイブリッド材料

5−3.は著作権の都合上、掲載しておりません

5−4.硬度の向上<UVハードコート>

6−1.透明性の向上<DLC>
  1.DLCの組成、構造と透明性の相関
  2.透明性の炭素の結合状態依存性
  3.透明性のDLCの水素含有量依存性
  4.DLC透光性の膜厚依存性

6−2.は著作権の都合上、掲載しておりません

7−1.DLCの密着性向上のポイント
  1.基材の前処理
  2.中間層

7−2.UVカチオン硬化材料による密着性向上

7−3.は著作権の都合上、掲載しておりません

7−4.密着性の向上<フィルムへのUVハードコート>

7−5.密着性(接着性)の向上
  1.密着性と密着性の因子
  2.溶剤型、UV型ハードコートの密着性の向上

8.は著作権の都合上、掲載しておりません

9.耐熱性の向上(UV硬化型ハードコート剤設計を巡って)
  1.はじめに
  2.一般的な耐熱性試験について
  3.ハードコートと耐熱性を両立させることの困難性
  4.高硬度と耐熱性を併せ持つUV系ハードコート剤開発のコンセプトと開発手法
  5.各種モノマー・オリゴマーの特徴

10.PVB−シリカハードコートの耐衝撃性
  1.評価方法
  2.結果