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【遠方・近傍界用】
 
最新  電波吸収材料の開発 [事例集]

〜最適選定・設計・活用法・評価・測定法〜

The latest / Radio Absorbable materials Development
■ 執筆者(敬称略)
名古屋工業大学
名古屋工業大学
岡山大学
材料技術研究所
(財)電気磁気材料研究所
日立金属(株)
東北化工(株)
(株)新日本電波吸収体
同志社大学
(株)日立製作所
(株)フルヤ金属
東レ(株)
東レ(株)
東レ(株)
平田 晃正
藤原 修
中西 真
渡辺 聡志
俵 正憲
大沼 繁弘
飛世 正博
葭内 暁
荻野 哲
吉門 進三
藤枝 正
地主 啓一郎
菅原 透
笠坊 美紀
松村 一也
株)ジェルテック
TDK(株)
岐阜大学
香川県産業技術センター
群馬県立群馬産業技術センター
群馬県立東毛産業技術センター
栃木県産業技術センター
石川県工業試験場
沖プリンテッドサーキット(株)
ニッタ(株)
三菱電線工業(株)
中日本高速(株)
(財)道路新産業開発機構
小林 達也
栗原 弘
中村 隆
河井 治信
川端 広一
行方 真実
黒内 利明
吉村 慶之
芳賀 知
吉田 隆彦
工藤 敏夫
豊田 誠
岩田 武夫
■ 目 次
 

第1章 著作権の都合上、掲載しておりません

第2章 電磁界の生体に対する安全性と防護対策

1. はじめに

2. 電磁波と生体影響
 2.1 生体への影響
 2.2 刺激作用と熱作用

3.電波の熱作用と生体への影響の尺度
 3.1 発熱作用
 3.2 全身平均SARと防護指針
 3.3 局所SARと防護指針
 3.4 局所電波曝露に関する研究動向

4. まとめ

第3章 電波吸収材料の特性と最適設計

第1節 電波吸収材料  

◆電波吸収材料としてのフェライト材料の特性と評価
 1.スピネル系フェライト
 2.六方晶系フェライト
 3.複合材料
 4.Ni-Znフェライト/SiC複合焼結体

著作権の都合上、掲載しておりません

◆電波吸収材料としてのマグネタイト 〜広帯域型「ナノ構造」マグネタイト〜

 1.はじめに
 2.酸化鉄の種類と製造方法
  2.1 鉄について
  2.2 酸化鉄の種類
  2.3 フェライトの種類と特性
  2.4 酸化鉄の製造方法
    ・湿式ヘマタイト
    ・湿式マグネタイト
    ・乾式マグネタイト

3. 「ナノ構造」マグネタイト充填ゴムシートの電波吸収特性
  3.1 吸収体諸元
  3.2  材料定数
  3.3  自由空間吸収特性
  3.4  近傍界吸収特性

4. 「ナノ構造」マグネタイトの電波吸収特性に関する検討
  4.1 磁性粉末における電磁気特性
  4.2 粉末単体での調査
  4.3 ソフトフェライトとマグネタイトの相違
  4.4 湿式マグネタイトと「ナノ構造」マグネタイトの相違

◆金属―セラミックス型ナノグラニュラー軟磁性膜とその近傍電磁界ノイズ抑制効果

 1. 試料作製方法
 2. ナノグラニュラー構造軟磁性膜の構造と特性
 3. 近傍電磁界ノイズ抑制効果

◆軟磁性材料を用いたノイズ抑制シートの設計

  1.磁性体および複合材料としての設計指針
  1.1 強磁性体の共鳴現象と磁気損失
  1.2 複合材料としての構造と特性
  2. ノイズ抑制シートの構造と特性   
  3. ノイズ抑制の具体例

第2節 電波吸収体仕様

◆ウレタンフォーム基材電波吸収体

 1.ウレタン電波吸収体の製法
  1.1 ウレタンカット
  1.2 含浸液調合
  1.3 含浸
  1.4 絞り
  1.5 乾燥
  1.6 塗装
 2.電気的性質
  2.1 カーボン含浸ウレタン材の複素比誘電率
  2.2 ウレタン電波吸収体の電気設計

 3.ウレタン電波吸収体の機械的性質

 4.ウレタン電波吸収体への耐燃焼性の付与

 5.代表的ウレタン電波吸収体
  5.1ピラミッドタイプウレタン電波吸収体
  5.2 フラットタイプウレタン電波吸収体

◆電磁波吸収体材料としての塗布型材料の特性と評価
   〜ノイズ対策部品・シールド部材から電波吸収体シートに、
                シート型電波吸収体から塗布型電波吸収体に〜

 1. 背景:小型電子機器に発生するノイズの変化
 2. 近年:シート型電磁波吸収体の発達
 3. 現在:塗布型電波吸収抑制組成物の研究開発
 4. 塗布型電波吸収抑制組成物の利点
 5. 塗布型電波吸収抑制組成物の評価

◆フェライト・SiO2複合電磁波吸収体の吸収特性と設計
 
 1. 複合電磁波吸収材料の電気・磁気特性
 2. Ni-Znフェライト・SiO2複合焼結体の作製
 3. 吸収特性の評価
 4. 添加物による導電率の低減
 5. 抵抗皮膜を有する複合体の吸収特性
 6. 斜入射特性
 7. 孤立系複合電磁波吸収体
 8. 吸収の温度特性

◆ナノコンポジット磁性粒子を用いた電磁波吸収材料

 1. ナノコンポジット粒子の製造方法
 2. ナノコンポジット粒子の微細構造
 3. ナノコンポジット化の効果
  3.1 高周波電磁気特性に及ぼすナノコンポジット化の効果
  3.2 電磁波吸収特性へのナノコンポジット化の効果
  3.3 高周波電磁気特性に及ぼす微細組織の影響
  3.4 電磁波吸収特性に及ぼす微細組織の影響

◆New-APC(Ag合金)を適用したゴムによる、 シールド層つき電波吸収体の特性と実用例

 1. New-APC(Ag合金)
 2. ゴムへの薄膜適用
  2.1  ゴムへの薄膜付加技術
  2.2  ゴム+薄膜の適用例
 3. 電波吸収体への適用例

◆紙状電波吸収素材の吸収特性と設計及び実用例

 1. 紙状電波吸収素材
  1.1 構成
  1.2 特徴
  1.3 比誘電率の解析
    ・比誘電率の測定
    ・比誘電率解析結果
 2. 段ボール状電波吸収材料
  2.1 構成と製造
  2.2 段ボール加工における方向性制御
 3. 電波吸収体への応用
  3.1 EMCフェライト整合体
    ・構造と特徴
    ・燃焼性試験
    ・実用例
  3.2 マイクロ波暗室用電波吸収体

◆高柔軟・高密着ゲル状電磁波吸収シートの特長と最適使用法について

 1. 電磁波吸収性シリコーンゲルについて
 2. REシリーズの特長
 3. REシリーズのメカニズムの概要
 4. REシリーズの選定方法
  4.1 使用方法による選択
  4.2 周波数による選択
  4.3 製品からの選択
 5.REシリーズの代表的なデータ

◆ゴム系電波吸収体および活用のための選定指針

 1. 経済的背景から見た電波吸収体への参入
 2. ゴム系電波吸収体に帰着する理由
 3. ゴム入門
 4. 初期のゴム設計の状況
 5. 材料定数の意味を考える
 6. シリコーンゴムにおける低分子シロキサンについて
 7. 実践的な選択指針

第3節 電波吸収体設計

◆遠方界における電波吸収体の設計手法と最適使用法

 1.遠方界における電波吸収体の設計概要
  1.1 電波吸収特性
  1.2 電波吸収体の実用化要素
  1.3 電波吸収体の実用化
  1.4 電波吸収材料
    ・導電性吸収材料
    ・誘電性吸収材料
    ・磁性吸収材料
    ・新しい構成形態の電波吸収材料
 2.電波吸収体の設計
  2.1 狭帯域電波吸収体の設計
    ・単層型電波吸収体
    ・λ/4型電波吸収体の設計
  2.2 広帯域電波吸収体および超広帯域電波吸収体の設計
    ・2層型電波吸収体
    ・平板状多層型電波吸収体
    ・ピラミッド形電波吸収体
 3.各種電波吸収体の設計例と最適使用法
  3.1 狭帯域電波吸収体の設計例と最適使用法
    ・フェライト焼結体を用いた単層型電波吸収体の設計
    ・フェライト焼結体を用いた電波吸収体の最適使用法
  3.2 広帯域電波吸収体の設計例と最適使用法
    ・導電性発泡ポリエチレンを用いた多層型電波吸収体の設計
    ・導電性発泡ポリエチレンを用いた多層型電波吸収体の最適使用法

◆多層透過型電波吸収体の設計法と実作例

 1. 設計理論
  1.1 透過型電波吸収体の構造および座標系
  1.2 等価回路
  1.3 無反射条件
 2.計算結果
  2.1 周波数特性
  2.2 入射角特性
 3.測定

第4章 測定の原理と測定手法

◆電磁波吸収測定に関する諸問題と技術的対応

 1. 材料定数の測定法
  1.1 材料定数の測定法の概要と特徴
  1.2 同軸管法による材料定数の測定法
    ・試料の形状と測定法
    ・測定における問題点
 2. 電波吸収量の測定法
  2.1 同軸管法による電波吸収量の測定法
  2.2 自由空間法による電波吸収量の測定法
    ・測定系の概要
    ・測定法

◆材料定数の測定原理と電波吸収における作用

 1. 材料定数と電磁波の吸収
 2. 材料定数の測定法
  2.1 測定法の分類
  2.2 インピーダンス測定を利用した測定法
  2.3 伝送線路を利用した測定法
  2.4 共振器を利用した測定法
  2.5 自由空間を利用した測定法

◆電磁波可視化技術の概要と近傍磁界解析における展開

 1. 検証
  1.1 実験回路及び製作例
  1.2 グランドパターン及び基板の名称
  1.3 周回アース基板の解析
  1.4 ベタアース基板の解析
  1.5 遠方界解析
 2.応用解析事例
  2.1 筐体
  2.2 シールド材  
  2.3 電波吸収シート
  2.4 対策部品
  2.5 RFID

 

◆電波吸収体の吸収性能評価の理論的検討

 1. 伝送線路理論を用いた反射係数
 2. 任意方向から多層媒質へ入射する電波の吸収
 3. 円偏波における反射係数
 4. 波源近傍における反射係数

第5章  各電波障害の原因と防止対策

◆プリント基板からの放射ノイズ(電波障害)問題と対策

 1. 電子機器からの放射ノイズ(電波障害)問題
  1.1 電子機器の不要電磁界(ノイズ)問題
  1.2 放射ノイズ対策はプリント基板が重要
 2. ノイズ抑制シート(電波吸収体)の活用の考え方と具体的応用
  2.1 ノイズ対策の基本―上流工程での配慮が重要
  2.2 ノイズ抑制シート(電波吸収体)の原理と使用上の留意点
    ・ノイズ抑制シートのノイズ抑制原理
    ・市販のノイズ抑制シートとその特徴
    ・ノイズ抑制シートの使用上の留意点
    ・ノイズ抑制シートの具体的応用
 3.プリント基板自体による放射ノイズ対策
  3.1 周辺フェライト組み込み基板
  3.2 部分高誘電率プリント基板
  3.3 電源層を遮蔽する層構造のプリント基板

◆RFIDタグ(非接触ICタグ)における電波障害と防止策

 1. 金属対応RFIDでの通信改善
 2.  13.56MHz帯
 3. 磁性シート
 4. 磁性シートの製造
 5. 磁性シート使用による共振周波数のシフト
 6. FeliCa対応リーダ/ライタによる通信距離測定結果
 7.磁性シートの応用事例
  7.1 リーダ/ライタ側の金属対応
  7.2 磁気シールド性を向上させた磁性シート
 8. UHF帯、2.4GHz帯
 9. UHF帯用薄型電波吸収体


◆無線LANにおける電波障害と防止策

 1. 無線LANシステムの規格と現状の課題
 2. 無線LAN用電波吸収体
  2.1  2波共用石膏ボードタイプ電波吸収体
  2.2  2波共用ガラスタイプ透明電波吸収体
 3.無線LAN用周波数選択膜(FSS)
  3.1 TY_HEXパターンの特徴
  3.2 2波共用FSSの設計と試作結果

◆ITSにおける電波吸収体

 1.  ITS
 2. ETC
  2.1 ETCレーンの電波吸収体について
    ・電波環境改善対策
    ・隣接したETCレーンの電波環境改善対策
    ・電波伝搬経路同定による付加的対策
 3. DSRCビーコン
  3.1 高速道路上における電波吸収体について
    ・解析モデル
    ・解析結果
    ・電波吸収舗装
    ・電波吸収遮音壁
 4. 実証実験
  4.1 測定系
  4.2 測定場所
  4.3 測定範囲
  4.4 測定結果

◆ETCにおける電波障害と防止策

 1. 車載器の受信特性
 2. トールゲートの電波伝搬特性
 3. 電磁波吸収材料の開発
  3.1 電磁波吸収材料
  3.2 電磁波吸収舗装
 4. 対策工法の効果計測
 5. 通過車両の影響と不要電磁波の特定
  5.1 通過車両の影響
  5.2 不要電磁波の伝搬経路特定
 6. ITS電磁環境対策
  6.1 対象物と吸収性能
  6.2 ITS電磁波吸収材料の開発