総論 各種ケイ素化合物とその相関関係
1.ケイ素の元素特性
2.ケイ素化合物の命名
3.無機ケイ素化合物の合成法
4.有機ケイ素化合物の合成法
4.1 単体ケイ素とハロゲン化炭化水素との反応
4.2 無機ケイ素化合物と有機金属試薬との反応
4.3 水素−ケイ素結合を有する化合物(ヒドロシラン)と
不飽和結合を有する炭化水素との反応(ヒドロシリル化)
4.4 ヒドロシランと炭化水素との反応
5.ケイ素化合物の反応
第1章 シリコーンオイル
第1節 シリコーンオイル化学と応用
1.シリコーンオイルの構造
2.シリコーンオイルの合成方法
3.シリコーンオイルの特徴
3.1 粘度
3.2 耐熱性
3.3 せん断に対する抵抗性
3.4 表面張力
3.5 潤滑性
3.6 対圧縮性
3.7 撥水性
3.8 離型性
3.9 電気特性
3.10 溶解性
4.シリコーンオイルの応用
4.1 化粧品用途
4.2 医療、食品用途
4.3 熱媒、冷媒
4.4 作動油、潤滑油
4.5 電気絶縁油
4.6 艶出し剤
4.7 粉体処理剤
4.8 塗料添加剤
4.9 樹脂改質剤
第2節 有機変性シリコーンオイルの化学、配合設計及び評価
1.有機変性シリコーンオイルの種類
1.1 有機変性シリコーンオイルの構造の種類
1.2 有機変性シリコーンオイルの有機基の種類
2.有機変性シリコーンオイルの製法、特徴及びその用途
2.1 アミノ変性シリコーンオイル
2.1.1 アミノ変性シリコーンオイルの製法
2.2.2 アミノ変性シリコーンオイルの特徴およびその用途
2.2 エポキシ変性シリコーンオイル
2.2.1 エポキシ変性シリコーンオイルの製法
2.2.2 エポキシ変性シリコーンオイルの特徴及びその用途
2.3 カルボキシル変性シリコーンオイル
2.3.1 カルボキシル変性シリコーンオイルの製法
2.3.2 カルボキシル変性シリコーンオイルの特徴及びその用途
2.4 カルビノール変性シリコーンオイル
2.4.1 カルビノール変性シリコーンオイルの製法
2.4.2 カルビノール変性シリコーンオイルの特徴及びその用途
2.5 メタクリル変性シリコーンオイル
2.5.1 メタクリル変性シリコーンオイルの特徴及びその用途
2.6 フェノール変性シリコーンオイル
2.6.1 フェノール変性シリコーンオイルの特徴及びその用途
2.7 メルカプト変性シリコーンオイル
2.8 ポリエーテル変性シリコーンオイル
2.8.1 ポリエーテル変性シリコーンの製法
2.8.2 ポリエーテル変性シリコーンオイルの特徴並びに用途
2.9 アルキル変性シリコーンオイル
2.9.1 アルキル変性シリコーンオイルの特徴と用途
第3節 各種応用と選定およびトラブル対策
[1]シリコン系消泡剤の選定及びトラブル対策
1.泡による問題
2.泡の安定化機構
3.消泡剤の設計
4.シリコン系消泡剤の組成
5.水系用シリコン系消泡剤
6.溶剤系用シリコン系消泡剤
7.添加方法
[2]化粧品用シリコーン系界面活性剤の特性、選定および評価
1.シリコーン系界面活性剤が求められる理由
2.シリコーン系界面活性剤の基本構造
2.1 ブロック型構造の特徴
2.2 くし型構造の特徴
3.シリコーン系界面活性剤の進化
3.1 従来型シリコーン系界面活性剤の問題点
3.2 アルキル変性型
3.3 シリコーン分岐型
3.4 ポリグリセリン変性型
3.5 シリコーン主鎖架橋型
3.6 匂い改良
[3]放熱材料の基礎及び電子機器用途における材料選定
1.放熱材料
1.1 放熱材料の組成
2.シリコーン系放熱材料の品種及び用途
2.1 放熱グリース
2.2 放熱ゲル
2.3 放熱シート
2.4 フェイズチェンジシート(PCS)
[4]著作権の都合上、掲載しておりません
[5]塗料における撥水性の付与および評価
1.シリコーン材料の特徴と塗料
2.高耐侯・低汚染外装塗料
3.海中防汚塗料(船底塗料)
4.難着氷雪塗料
5.その他の塗料
6.ミクロ相分離構造を利用した撥水性
第2章 シリコーンゴム
第1節 ミラブル型シリコーンゴムの化学、配合設計および評価
1.シリコーンゴムの特徴とその化学的理由
2.シリコーンゴムの使用分野と製品
3.ポリマーの種類
4.基本的な構成
5.混練りの方法と現状
6.主な加工方法と特徴
6.1 プレス成型
6.2 押出し成形
6.3 カレンダー成形
6.4 トランスファー成型
6.5 インジェクション成形
7.シリカとその補強機構および工程での問題点
8.配合設計の基本
8.1 耐熱性シリコーンゴムの配合設計
8.2 難燃性シリコーンゴムの配合設計
8.3 導電性シリコーンゴムの配合設計
8.4 熱伝導性シリコーンゴムの配合設計
8.5 高引裂き性シリコーンゴムの配合設計
8.6 耐スチーム性シリコーンゴムの配合設計
9.評価方法
第2節 液状シリコーンゴムの化学、配合設計および評価
1.液状シリコーンゴムの特徴
2.液状シリコーンゴムの構成
2.1 ビニル基含有シリコーンポリマー(主ポリマー)
2.2 Si-H基含有シリコーンポリマー(架橋剤)
2.3 補強充填剤
2.4 その他充填剤
2.5 白金触媒
2.6 硬化遅延剤
2.7 添加剤、顔料
3.液状シリコーンゴムの特性
3.1 硬化特性
3.2 耐熱性
3.3 耐寒性
3.4 耐候性(耐オゾン性)
3.5 電気特性
3.6 耐薬品性
3.7 難燃性
3.8 圧縮永久歪み
3.9 膨張率、比熱、成型収縮率
4.液状シリコーンゴムの成形方法
4.1 射出成型
4.1.1 射出成形の概要
4.1.2 射出成形での成形性
4.1.3 射出成形不良の原因と対策
4.2 圧縮成形
5.液状シリコーンゴムの応用例
5.1 半導電性LSR
5.2 熱伝導性LSR
5.3 高疲労耐久性シリコーンゴム
5.4 接点障害対策シリコーンゴム
6.液状シリコーンゴムでの一体化成形
6.1 液状シリコーンゴム用プライマー
6.2 プライマーの使用方法
7.自己接着性液状シリコーンゴム
第3節 各種応用と選定およびトラブル対策
[1]オイルシールにおける利用技術と高性能化
1.シール製品の分類と適用ゴム材料
2.自動車用シールに求められる技術動向
3.シリコーンゴムの物理的特性
3.1 シリコーンゴムに対する潤滑油粘度の影響
3.2 シリコーンゴムに対する潤滑油添加剤の影響
4.シリコーンゴムへ求められる技術動向
5.オイルシール以外のシールへの適用例
[2]複写機、プリンターなど電子写真出力機器のトナー定着用ローラ・ベルトへの応用技術
1.トナー定着技術の概要
1.1 電子写真出力機器の構成
1.2 定着器の構成
1.3 定着プロセス
2.定着用ローラやベルト用途に求められるシリコーンゴムの性能
2.1 カラー定着への適用
2.1.1 定着性の向上
2.1.2 離型性の確保
(1)熱離型性の向上
(2)静電防止性の向上
2.1.3 用紙剥離性の向上
2.2 定着速度の高速化
2.2.1 熱応答性の向上
2.2.2 断熱性の向上
[3]シリコーンゲルを用いたダンピング技術
1.シリコーンゲルの構造と特徴
1.1 シリコーンゲルの構造
1.2 シリコーンゲルの製造方法
1.3 シリコーンゲルの特徴
2.防振の基礎理論
2.1 振動波形
2.2 振動のモデル化
2.3 振動絶縁領域
2.4 振動の測定
2.5 内部減衰の機構
3.ダンピング材の応用例
3.1 ゲルブッシュ
3.2 鉄道信号機用インシュレーター
3.3 その他のダンピング材
[4]シリコーン製品からのアウトガス評価とその対策
1.シリコーン製造と低分子シロキサン
2.低分子シロキサン測定方法
2.1 溶剤抽出法
2.2 スタティックヘッドスペース法
2.3 ダイナミックヘッドスペース法
2.4 基板表面吸着‐加熱脱着法
2.5 低分子シロキサンのマススペクトル
3.低分子シロキサンによる電気接点の接触障害
3.1 低分子シロキサンと接触障害の因果関係
3.2 接点障害対策
4.クリーンルーム用シリコーンシーリング材
4.1 アセトンタイプシリコーンシーリング材
4.2 シリコンウェーハへの影響
4.3 帯電防止パネルへの接着性
[5]LED用エンキャップ材への応用
1.シリコーン樹脂の特徴とLEDへの応用例
1.1 シリコーン樹脂とは
1.2 シリコーン樹脂とエポキシ樹脂の耐熱性・耐UV性の比較
1.3 シリコーン樹脂のLED用途への応用例
2.シリコーン樹脂のLED用エンキャップ材への応用
2.1 流動性の高いエンキャップ材
2.2 グローブトップ用のエンキャップ材(COB)
2.3 LED用エンキャップ材の設計
2.4 LED用エンキャップ材の使用上の注意
2.4.1 ステップキュア
2.4.2 蛍光体の混合
2.4.3 硬化不良
[6]シリコーンの歯科応用
1.歯科におけるシリコーンの利用技術
2.歯科における印象用材料の変遷
3.歯科用シリコーン印象材の組成
4.歯科用シリコーン印象材の性質
5.シリコーン印象材の問題点
[7]食品用シリコーンゴムの設計と応用
1.食品用シリコーンゴムの用途と要求特性
1.1 用途
1.2 要求特性
2.食品用シリコーンゴムの加硫と配合設計
2.1 加硫
2.1.1 ラジカル反応型
2.1.2 付加反応型
2.1.3 各反応型の比較
2.2 配合設計
2.2.1 耐熱向上剤
2.2.2 ウエッター
2.2.3 反応抑制剤
3.臭味対策と確認方法
3.1 臭味対策
3.2 確認方法
4.その他
4.1 不具合事例について
4.2 医療用途について
第3章 シリコーンレジン
第1節 シリコーンレジン入門とその特徴
1.分類
2.合成
3.硬化
4.化学組成と性質
4.1 置換基の種類
4.2 R/Si比、%SiOx、フェニル/メチル比
4.3 分子量
5.シリコーンレジンの特性
5.1 耐熱性
5.2 耐候性
5.3 撥水性、耐薬品性
5.4 電気特性
6.シリコーンレジンの応用
第2節 各種応用と選定およびトラブル対策
[1]剥離紙、剥離フィルムへのシリコーンの応用展開
1.剥離紙用シリコーンとは
2.剥離紙用シリコーンの市場動向
3.剥離紙用シリコーンの硬化様式
3.1 熱硬化型シリコーン
3.1.1 付加反応タイプ
3.1.2 縮合反応タイプ
3.2 UV硬化型シリコーン
3.1.1 カチオン重合タイプ
3.1.2 ラジカル重合タイプ
3.1.3 ラジカル付加タイプ
4.剥離紙用シリコーンの性能設計
4.1 熱硬化型シリコーンにおける剥離性能のコントロール方法
4.2 UV硬化型シリコーンの性能コントロール方法
5.剥離紙用シリコーンの最近の課題
5.1 品質の改善
5.1.1 滑り性
5.1.2 剥離力の安定性
5.2 生産性の改善
5.2.1 シリコーン原料のコストダウン
5.2.2 高速塗工への対応
5.2.3 ミスチング防止
5.2.4 泡発生防止
5.3 食品関係ラベル用途への展開
[2]シリコーン系剥離ライナーの評価および品質安定化
1.粘着テープ製品と剥離ライナー
2.シリコーン系剥離ライナーの剥離性能と評価方法
3.両面接着テープ用シリコーン系剥離ライナーの品質安定化事例
4.シリコーン系背面処理剤を塗工した表面保護粘着テープの改良事例
4.1 シリコーンの均一塗工性評価の事例
4.2 表面組成評価の事例
4.3 断面構造評価の事例
[3]シリコーン系レジンコーティング剤の応用および評価
1.シリコーンレジンの用途
2.シリコーンコーティング剤の応用
2.1 耐熱コーティング剤
2.2 耐候コーティング
2.3 離型コーティング
2.4 ゴム用コーティング
2.5 保護コーティング
2.6 ハードコーティング
3.シリコーンコーティング剤の評価方法
3.1 皮膜硬度
3.2 耐磨耗性、耐擦傷性
3.3 撥水性、撥油性
3.4 密着性
3.5 耐薬品性、耐溶剤性
3.6 滑り性
3.7 耐候性
[4]塗料用途におけるシリコン系樹脂の設計、耐汚染性・耐候性・密着性の向上
1.樹脂の設計
1.1 構成
1.2 硬化機構
2.耐候性
2.1 架橋点の特徴
2.2 耐候性
3.低汚染性
3.1 汚染の認識
3.2 汚染物質
3.3 汚染のメカニズム
3.4 低汚染性付与技術
3.5 分析
4.密着性
4.1 アルコキシシリル基
4.2 無機基材密着性
4.3 有機基材密着性
4.4 ハイブリッド架橋
[5]シリコーン系無機−有機ハイブリッド樹脂の設計と応用
1.ハイブリッドの考え方
2.共有結合型無機−有機ハイブリッドコーティング剤
3.アクリル改質無溶剤型シリコーンハイブリッド樹脂
3.1 無溶剤シリコーンハイブリッド樹脂の合成
3.2 ハイブリッド樹脂溶液の解析
3.3 ハイブリッド樹脂硬化膜の解析
3.4 ハイブリッド塗膜特性
4.常温硬化型ハードコーティング剤
5.熱硬化型スーパーハードコート剤
5.1 ストレート型シリコーンスーパーハードコート剤
5.2 アクリルハイブリッド型スーパーハードコート剤
5.3 ウレタンハイブリッド型スーパーハードコート剤
5.4 ナイロンハイブリッド型スーパーハードコート剤
5.5 メラミンハイブリッド型スーパーハードコート剤
6.無機UV硬化型スーパーハードコート剤
7.水性ナノシリカ−シラン−ウレタン型ハイブリッド樹脂
8.シリコーン系撥水コーティング剤
[6]高耐熱性シリコーン樹脂のコーティング材料への応用
1.高耐熱性シリコーン樹脂
2.高耐熱性シリコーン樹脂の特徴
2.1 シリコーン樹脂の構造と物性
2.2 シリコーン樹脂の硬化反応
2.3 コーティング材料としての応用
3.新規高耐熱性シリコーン樹脂の開発
3.1 熱硬化型高耐熱・高絶縁性シリコーン樹脂の特性
3.2 熱硬化型高耐熱・高透明性シリコーン樹脂の特性
3.3 光硬化型高耐熱・高透明性シリコーン樹脂の特性
4.今後の展開と課題
[7]レンズ用シリコーン材料
1.シリコーン樹脂の特徴
1.1 シリコーン樹脂とは
1.2 レンズ用シリコーン樹脂の位置づけ ―成型加工しやすい高耐熱性材料―
1.3 レンズ用シリコーン樹脂の硬化反応
2.レンズ用シリコーン樹脂
2.1 高耐熱レンズ用シリコーン樹脂
2.2 他のレンズ用シリコーン材料
[8]配線板/半導体分野における高耐熱・接着材料の設計(シロキサン変性ポリアミドイミド)
1.シロキサン変性ポリアミドイミドの概要
1.1 基本構造
1.2 シロキサン変性量とフィルムの物性
1.2.1 フィルムの乾燥性、透湿性
1.2.2 機械特性、電気物性
1.3 熱硬化系の導入
1.3.1 アミド基とエポキシ基の反応
1.3.2 熱硬化性SPAIと接着性
2.フィルムタイプCSP(チップ・サイズ・パッケージ)基板用接着剤への応用
3.異種間接着剤への応用
[9]LED封止用シリコーンレジン
1.LED用途への適応
1.1 作業性
1.2 高強度化
2.用途に合ったレジン材料の選択
3.耐久性の評価
第4章 シルセスキオキサン
第1節 シルセスキオキサンの基礎、構造解析と応用例
1.シルセスキオキサンの合成法
2.種々のシルセスキオキサン
3.ポリシルセスオキサンの構造解析
4.先端材料への応用例
第2節 各種応用と選定およびトラブル対策【籠型シルセスキオキサンの応用技術】
[1]著作権の都合上、掲載しておりません
[2]籠状シルセスキオキサンの触媒への応用
1.金属含有籠状シルセスキオキサンの合成と均一系触媒としての機能
2.シルセスキオキサンを活用した固体触媒や高分子触媒の開発
[3]籠型ポリシルセスキオキサンの構造制御と機能材料への展開
第3節 各種応用と選定およびトラブル対策【有機−無機ハイブリッド材料への応用】
[1]有機−無機ハイブリッド材料の合成
1.ポリエトキシシロキサンからのメソポーラスシリカ薄膜の調製
2.C60-PEOS系ハイブリッド
[2]新規シルセスキオキサン誘導体の開発と自己組織化材料への応用
1.新規シルセスキオキサン誘導体の合成
1.1 パーフルオロアルキル基含有シルセスキオキサン
1.2 ダブルデッカー型フェニルシルセスキオキサン
2.リビングラジカル重合法を用いたシルセスキオキサン含有高分子の合成
2.1 リビングラジカル重合法を用いたパーフルオロアルキル基含有シルセスキオキサン含有高分子の精密合成
2.2 リビングラジカル重合法を用いたダブルデッカー型フェニルシルセスキオキサン含有高分子の精密合成
[3] 著作権の都合上、掲載しておりません
[4]ゾル−ゲル法による機能性有機−無機ハイブリッドコーティング材料の作製
1.ゾル−ゲル法による無機−有機ハイブリッド
1.1 ペンダント型ハイブリッド
1.2 共重合型ハイブリッド
2.オルガノシルセスキオキサン系ハイブリッド膜の物性
2.1 光学的性質
2.2 表面の化学的性質
2.3 力学的・機械的性質
2.4 熱的性質と構造
3.オルガノシルセスキオキサン系ハイブリッド膜の応用
3.1 エンボスマイクロパターニング
3.2 フォトリソマイクロパターニング
3.3 光触媒能と撥水性を併せ持つ高機能コーティング
3.4 電気泳動堆積厚膜
3.5 ガスバリヤーコーティング
3.6 プロトン伝導体シート
4.今後の展望
第5章 シリコーンパウダー
第1節 シリコーンパウダーの化学、配合設計
1.シリコーンレジンパウダー
2.シリコーンゴムパウダー
3.シリコーン複合パウダー
第2節 各種応用と選定およびトラブル対策
[1]化粧品への利用技術
1.化粧品に使用されるシリコーンパウダー
2.化粧品用シリコーンパウダーの特徴
2.1 シリコーンレジンパウダー
2.2 シリコーンゴムパウダー
2.3 シリコーンレジン被覆シリコーンゴムパウダー
2.4 その他
[2]難燃性電線・ケーブルにおける難燃性付与とシリコーンパウダーの利用技術
1.難燃剤とシリコーン
2.シリコーンの分散
3.シリコーンによる難燃化
4.エコ電線・ケーブル配合検討
第1章 シリカ
第1節 湿式シリカの化学、応用例および評価
1.湿式シリカの製造方法
1.1 沈降法シリカの製造方法
1.2 ゲル法シリカの製造方法
2.湿式シリカの物理特性と用途
3.湿式シリカの応用例および評価
3.1 有機ゴム
3.2 シリコーンゴム
3.3 塗料、インキ
3.4 製 紙
3.5 その他
第2節 乾式シリカの化学、配合設計および評価
1.フュームドシリカの歴史と製法
2.純度
3.粒子径
4.表面処理
5.疎水性の評価
6.屈折率
7.安全性
8.フュームドシリカの応用例
8.1 エラストマーへの応用
8.2 塗料への応用
8.3 粉体製品への応用
8.4 その他の応用
第3節 シリカフィラーの表面評価法と分散・凝集制御
1.シリカの表面構造
2.シリカの表面評価法
2.1 表面水酸基
2.1.1 表面水酸基の種類
2.1.2 表面水酸基の役割
2.1.3 表面水酸基の評価
(1)分光法
(2)加熱法
(3)化学反応法
(4)重水置換法
2.1.4 表面水酸基量と加熱による脱離挙動
2.2 親水性・疎水性
2.2.1 水蒸気吸着法
2.2.2 接触角法
2.2.3 浸透速度法
2.2.4 浸漬熱法
2.2.5 分散嗜好性
3.分散と凝集
第4節 各種応用と選定およびトラブル対策
[1]シリカ/カーボン複合フィラーと配合設計
1.シリカ/カーボン複合フィラー
2.シリカ/カーボン複合フィラーの特性
2.1 コロイダル特性
2.2 表面の特性
3.シリカ/カーボン複合フィラー配合ゴムの物性
[2]インクジェット記録用シートの設計におけるシリカ利用技術
1.インクジェット記録方式概略
2.インクジェット記録用紙
2.1 普通紙タイプ
2.2 マットタイプ
2.3 光沢タイプ
2.4 セミ光沢タイプ
3.インクジェット記録用シートへのシリカの利用技術
3.1 各種シリカのインクジェット記録用シートへの適用例
3.2 基材へのシリカ適用
3.3 インク受容層、光沢層へのシリカの適用
3.3.1 マットタイプ紙へのシリカの適用
3.3.2 印画紙ベース光沢紙、セミ光沢紙へのシリカの適用
3.3.3 キャストタイプ光沢紙へのシリカの適用
[3]化粧品に使用するシリカ
1.化粧品用シリカの形態による分類
2.化粧品への応用
2.1 超微粒子煙霧状シリカ
2.1.1 レオロジー制御
2.1.2 ドライウォーター
2.2 球状シリカ
2.2.1 すべりの良さを利用したさらさら感を与える素材としての使用
2.2.2 シリカカプセルの化粧品への応用
2.3 板状シリカ
2.4 表面コーティング剤としての利用
2.4.1 表面活性を低下させ、溶出イオンを低減する
2.4.2 スキンケアパウダーとしての活用
2.5 その他
[4] 著作権の都合上、掲載しておりません
[5]水溶性シリカ系材料の合成と機能性材料への応用
1.合成と構造解析
1.1 3-アミノプロピルトリメトキシシラン(APTMOS)のゾル-ゲル反応
1.2 3-(2-アミノエチルアミノ)プロピルトリメトキシシラン(AEAPTMOS)のゾル-ゲル反応
1.3 テトラメトキシシラン(TMOS)とAPTMOSの共重合
2.形成メカニズム
3.ハイブリッド化
3.1 有機ポリマーとのハイブリッド化によるヒドロゲルの合成
3.2 糖鎖とのハイブリッド化による細胞認識材料の合成
3.3 粘土鉱物とのハイブリッド化による多孔質材料の合成
[6]プリント配線板用電子材料設計・製造におけるシリカフィラーの分散
1.プリント配線板用電子材料の構成
1.1 防虫プリント配線板の構造
1.2 プリント配線板用塗料の組成
2.プリント配線板用電子材料の効果と特徴
2.1 プリント配線板用塗料の要求性能
2.2 プリント配線板用塗料の効果
2.3 プリント配線板用塗料の特徴
3.プリント配線板用電子材料の製造方法
3.1 防虫塗料の製法
3.2 防虫塗料を用いたプリント配線板の製法
4.プリント配線板用電子材料の性能
4.1 防虫プリント配線板の防虫性能
4.2 防虫プリント配線板の防虫持続性
4.3 防虫プリント配線板の安全性
5.防虫プリント配線板の実用例
[7]半導体封止材料におけるシリカフィラー充填技術
1.デバイス、パッケージおよび封止材動向とフィラーへの要求特性
2.各要求特性への対応
2.1 溶融シリカ
2.2 フィラー高充填化技術
2.3 超微粉シリカ
2.4 その他フィラー
3.今後の展開
[8]塗料・インキ艶消し剤、フィルム用アンチブロッキング剤への利用技術とトラブル対策
1.塗料・インキ艶消し剤への利用
1.1 シリカ製艶消し剤の特徴
1.2 艶消しのメカニズム
1.3 艶消し剤の仕様と選定
1.3.1 平均粒径
1.3.2 細孔容積
1.3.3 表面処理
1.3.4 その他
1.4 UV・EB硬化塗料
1.5 その他のトラブル対策
1.5.1 塗膜外観の表面粗れが目立つ
1.5.2 塗工液が増粘して必要量のシリカが添加できない
2.フィルム用アンチブロッキング剤への利用
2.1 シリカ製アンチブロッキング剤の特徴
2.2 アンチブロッキングのメカニズム
2.3 アンチブロッキング剤の仕様と選定
2.3.1 平均粒径及び粒度分布
2.3.2 バルク密度
2.3.3 細孔容積
2.4 その他の対策
2.4.1 アンチブロッキング剤添加量の評価
2.4.2 スリップ剤等添加時のアンチブロッキング剤添加量の決定
[9]有機−無機ハイブリッド材料への応用
1.ゾル−ゲル反応によるシリカ及びハイブリッドの合成
2.ハイブリッド材料における有機/無機界面とモルフォロジーの制御
3.シリカ系ハイブリッドにおいて期待される物性
3.1 光学的性質
3.2 機械的性質
3.3 耐熱性
3.4 表面特性
[10]シリカゾル有機−無機ハイブリッドレジストへの応用
1.リソグラフィー技術とレジスト材料
2.感度,解像度を向上させるためのコンセプト
3.無機微粒子による耐ドライエッチング性の向上
4.シリカゾルへの官能基の付与(修飾)
5.シリコン含有レジストとの比較
6.I線(365nm)用レジストへの応用
7.KrF(248nm)用レジストへの応用
8.シリカゾル有機―無機ハイブリッドレジストのまとめ
[11]エポキシ樹脂−シリカハイブリッドの設計と高機能化
1.有機・無機ハイブリッド
2.ゾル-ゲルハイブリッド
3.ゾル−ゲルハイブリッドの分子設計
4.シラン変性エポキシ樹脂を使うエポキシ樹脂−シリカハイブリッド
5.ビスフェノールA型エポキシ樹脂−シリカハイブリッドの物性
5.1 動的粘弾性-Tgレス
5.2 熱分解温度
5.3 硬度・密着性
5.4 絶縁性
6.ノボラック型エポキシ樹脂−シリカハイブリッド
7.エポキシ樹脂−シリカハイブリッドの硬化反応制御と加工
[12]球状シリカの特性とLCDスペーサへの応用
1.LCDスペーサの使用動向
2.シリカスペーサの特性
2.1 シリカスペーサの粒径分布
2.2 シリカスペーサの圧縮特性
2.3 シリカスペーサの性状
2.4 シール剤への分散性
[13]シリカガラスの構造制御による光デバイス作製
1.ガラス形成過程における構造変化
1.1 平均構造と物性の相関
1.2 構造無秩序性と物性の相関
2.局所仮想温度制御による光デバイス作製
3.シリカ薄膜の制御
3.1 シリカ薄膜の構造と物性
3.2 シリカ薄膜の構造緩和とその制御
[14]有機無機ハイブリッドメソポーラス物質の合成
1.有機無機ハイブリッドメソポーラス物質
2.有機無機ハイブリッドメソポーラスシリカの膜化
第2章 シリケート
第1節 シリケートの化学
1.ケイ酸塩
2.合成
3.ゾル−ゲル法
4.水熱合成法
第2節 各種応用と選定およびトラブル対策
[1]シリカ系ハードコートにおける柔軟・耐熱・耐擦傷性の付与
1.ゾルゲル法
2.シリカホスト中への有機高分子の分子分散
3.有機高分子を分子分散したハードコート
4.柔軟性の付与
5.耐擦傷性の付与
6.耐熱性の付与
7.今後の展望
[2]亜鉛めっき鋼板の防食処理における珪酸ゾル(コロイダルシリカ)の利用
1.コロイダルシリカの製造
2.亜鉛めっき鋼板の化成処理への応用
2.1 クロム酸/シリカゾル系処理の誕生と実用化
2.2 クロメート処理の防錆機構とシリカゾルの作用
2.3 有機複合鋼板におけるシリカの効果とその防食メカニズム
3.クロムフリー技術とシリカ利用の展望
[3]高シリカゼオライトの疎水性を利用する触媒への応用技術
1.高シリカゼオライトの疎水性
2.シクロヘキセンの水和反応
2.1 ゼオライトの触媒性能比較
2.2 ZSM-5の活性支配因子
2.3 水溶液系でのZSM-5の活性点
3.トリオキサン合成反応
3.1 トリオキサン合成反応におけるゼオライトの性能比較
4.シクロヘキサジエン合成反応
4.1 シクロヘキセノール中の反応
4.2 水溶液中での反応
4.3 反応蒸留法
[4]石油精製プロセスにおけるゼオライトの利用技術
1.流動接触分解(FCC:Fluid Catalytic Cracking)
2.接触脱ろう(Catalytic Dewaxing)
3.水素化分解(Hydrocracking)
4.異性化(Isomerization)
5.芳香族化(Aromatization)
[5]石油精製プロセスの流動接触分解におけるZSM-5ゼオライトの利用
1.ZSM-5
1.1 ZSM-5の細孔構造
1.2 ZSM-5のSiO2/Al2O3比
2.FCCにおけるZSM-5の利用
2.1 ZSM-5アディティブの添加効果(現象)
2.2 反応
2.3 Selective ZSM-5
2.4 ZSM-5アディティブの耐メタル性・耐水熱性
[6]ゼオライト膜の製膜と応用技術
1.ゼオライト膜の製膜
2.浸透気化分離への応用
[7]ゼオライト・メソ多孔質シリカの光触媒への応用
1.細孔内に分散した超微粒子光触媒と骨格に組み込んだにシングルサイト光触媒の特徴
2.NOをN2とO2に分解無害化(大気・空気の浄化)
3.光触媒/疎水性多孔質材料による汚染物質の濃縮分解(汚染水の浄化)
4.二酸化炭素と水からのメタン、メタノール合成(人工光合成)
5.Ti含有メソポーラスシリカ薄膜の光誘起超親水化
6.可視光応答型ゼオライト光触媒の開発
7.光析出法を利用した高分散メタルクラスターの調製
[8]シリカゲルの特性および表面修飾による高機能化
1.従来のシランカップリング剤を用いるシリカゲルの表面修飾
2.新規アリルシランカップリング剤
3.アリルシランを用いるシリカゲルの表面修飾
4.修飾シリカゲル表面の固体NMRによる分析
5.アリルシランカップリング剤を用いる担持の反応機構
6.アリルシランカップリング剤を用いる応用例
6.1 BINAPの担持
6.2 その他ホスフィン配位子の担持
7.今後の展望
[9]吸着熱測定によるシリケート・ゼオライト表面の特性化と分子吸着性の評価
1.吸着と吸着熱
2.分子間相互作用と吸着熱
3.吸着熱
4.伝導熱量計の原理と吸着熱の測定
5.吸着熱測定による多孔性固体表面の特性化
5.1 分子−固体表面間に働く相互作用
5.2 酸−塩基相互作用
5.3 表面化学構造の変化と吸着性
5.4 ミクロ細孔性と吸着熱
[10]ゼオライトの家庭用デシカント除湿機への利用技術
1.住宅における除湿ニーズ
2.冷凍サイクル除湿機
3.デシカント除湿機
3.1 デシカント除湿機の除湿原理
3.2 デシカント除湿機の特長
3.3 主要構成部品
3.3.1 除湿ロータ
3.3.2 ヒータユニット
3.3.3 熱交換器
4.温湿度制御
[11]ゼオライトのVOC除去への利用技術
1.ハニカム式吸着濃縮システム
1.1 吸着濃縮原理
1.2 吸着濃縮システム
1.3 ハニカム吸着材
2.ゼオライトハニカムと活性炭ハニカムの特性比較
2.1 吸着濃縮特性比較
2.2 ハニカム吸着材と溶剤との反応発熱性
2.3 吸着材の劣化
3.弊社のゼオライトハニカムの特性
3.1 使用ゼオライトの選定
3.2 ハニカム製造技術
3.3 ハニカム吸着濃縮システムの適応例
第3章 シランカップリング剤
第1節 著作権の都合上、掲載しておりません
第2節 各種応用と選定およびトラブル対策
[1]シランカップリング剤における樹脂改質への応用
1.シランカップリング剤による樹脂改質の概要
2.樹脂改質用途で注目されているシランカップリング剤
2.1 アクリル官能性シランカップリング剤
2.2 イソシアネート官能性シランカップリング剤
2.3 両末端アルコキシシリル基含有2級アミノシランカップリング剤
[2]ハイブリッド塗料におけるシランカップリング剤の利用
1.シランカップリング剤と塗料との関係
1.1 塗料設計の必要条件
1.2 シランカップリン剤による有機、無機材料とのハイブリッド化の条件
1.2.1 シランカップリング剤の作用機構
1.2.2 適用方法
1.2.3 シランカップリング剤と有機ポリマーとの複合化反応の要因
1.2.4 シランカップリング剤と有機ポリマーとの相溶性
2.実用化されているハイブリッド塗料
2.1 常温硬化形水性アクリルハイブリッド塗料
2.1.1 有機溶剤系塗料
2.1.2 水性系塗料
2.2 加熱硬化形水性有機ハイブリッド塗料
2.2.1 金属防錆向け、結露防止(親水性)向け塗料
2.2.2 建材向けアルミサッシ用つや消し電着塗料
[3]金属表面処理用カップリング剤の利用技術
1.金属接着界面への水の浸入および蓄積
2.クロスオーバータイムと耐湿接着性
3.金属用接着用カップリング剤
3.1 シランカップリング剤
3.2 ポリカルボン酸系カップリング剤
3.3 チオール系カップリング剤
[4]ノンクロメート処理におけるシランカップリング剤の活用
1.表面処理に利用される有機シラン化合物
2.クロメート代替処理技術への応用
2.1 シランカップリング剤による亜鉛めっき鋼板の白錆防止と塗装性向上
2.2 双官能シランの機能と各種金属材料への展開
2.2.1 BTSE処理
2.2.2 Bis-amino silane(BTSPA)とbis-polysulphur
silane(BTSPS)の防食効果
2.2.3 Al-Cu合金のガルバニック腐食防止
[5]シランカップリング化合物の自己組織化膜の膜状態・諸物性
1.シランカップリング化合物を使った自己組織化膜の膜作成
1.1 アルコキシシランカップリング化合物による膜形成
1.2 自己組織化膜の必要性
1.3 クロロ(ハロゲノ)シランカップリング化合物による膜形成
2.シランカップリング化合物の自己組織膜の膜状態と膜の評価手段
2.1 赤外吸収スペクトルによる膜評価
2.2 接触角による膜評価
2.3 そのほかの分析手法による膜評価
3.シランカップリング化合物の自己組織膜の諸物性
4.クロロシランカップリング化合物を使用した自己組織化膜の特殊な使用例
5.トラブル対策
5.1 基板洗浄について
5.2 基板表面の白濁物付着について
5.3 樹脂基板表面への適用について
5.4 耐久性に関して
[6] 著作権の都合上、掲載しておりません
第4章 ポリシランおよびポリシリコン
第1節 ポリシランの化学、配合設計および評価
1.ポリシランの構造
2.ポリシランの合成
2.1 直鎖状ポリシラン
2.2 単環状ポリシラン
2.3 多環状ポリシラン
2.4 分岐状ポリシラン
3.ポリシランの性質と応用
3.1 直鎖状ポリシラン
3.2 環状ポリシラン
第2節 ポリシランの各種応用と選定・利用技術
[1]ポリシラン−有機ハイブリッドの合成と応用
1.ポリシラン及びその類縁体の合成とポリシラン主鎖の変換反応
2.アミド基を導入した高配位オリゴシラン
3.ポリシランブロック共重合体の合成とポリマーミセルへの自己集合化
4.シェル架橋型ポリシランミセルの作成とその応用
5.弱い相互作用を用いたハイブリット化
[2]ポリシラン−無機ハイブリッド薄膜の作製と光物性
1.ポリシラン共重合体の合成
2.ポリシラン−無機ハイブリッドの作製
2.1 ポリシラン−シリカハイブリッド
2.2 ポリシラン−チタニアハイブリッド
2.3 ポリシラン−ジルコニアハイブリッド
3.ポリシラン−無機ハイブリッド薄膜の光機能性とナノ構造
3.1 ポリシラン−シリカハイブリッド薄膜の光誘起異方性と屈折率変調
3.2 ポリシラン−チタニアハイブリッド薄膜のナノポーラス構造と屈折率変化
3.3 ポリシラン−ジルコニアハイブリッド薄膜のサーモクロミズム抑制と熱光学特性
[3]著作権の都合上、掲載しておりません
[4]ポリシランを用いた導電性パターン形成材料への応用と導電性粉体の開発
1.ケイ素系高分子の導電化の設計
1.1 高分子の構造と導電性との相関
1.2 ド−パントと導電性との相関
2.金属塩のポリシラン還元による導電化
2.1 銀塩とポリシランの反応
3.ポリシランの還元能を利用した導電性薄膜の形成
3.1 無電解メッキ
3.2 ポリシランの効果と光による密着性の向上
4.ポリシランを用いた導電性パターン形成材料への応用と導電性粉体の開発
4.1 良好な製膜性を持つポリシランの製造
4.2 導電性パターン形成材料への応用
4.3 導電性粉体の開発
[5]光導波路への応用
1.光インターコネクト用導波路技術
2.ポリシラン系導波路の特徴
2.1 ポリシラン
2.2 フォトブリーチングによる屈折変化の応用
2.3 光学特性
3.フレキシブル光導波路への応用
4.積層形光導波路への応用
第3節 ポリシリコンの製法および評価
1.ポリシリコンとその用途
2.ポリシリコンの製法と成長機構
2.1 原材料としてのポリシリコン
2.2 バルク(ウェーハ)状のポリシリコン
2.3 薄膜ポリシリコン
2.3.1 化学気相堆積(CVD)法
2.3.2 固相結晶化(SPC)法
2.3.3 レーザ結晶化
3.ポリシリコンの評価
3.1 結晶粒形状と粒界の構造
3.2 結晶方位
3.3 応力
3.4 格子欠陥
3.5 電気的特性とライフタイム
第4節 シリコンおよびポリシリコンの各種応用技術
[1]ナノシリコンパウダーの利用による応用技術
1.ナノシリコンパウダーの製造と発光特性
1.1 ドライプロセス法とウェットプロセス法によるナノシリコンパウダーの製造
1.1.1 作製方法
1.1.2 発光特性
1.2 ウェットプロセス法によるナノシリコンパウダーの製造
1.2.1 作製方法
1.2.2 発光特性
2.ナノシリコンパウダーのディスプレイ・光源応用
2.1 マルチカラーELデバイス
2.1.1 ELデバイスの作製方法
2.1.2 ELデバイスの評価
2.2 白色光源用材料
2.2.1 白色光源材料の作製方法
2.2.2 白色光源材料の評価
3.ナノシリコンパウダーの医療デバイス応用
3.1 ナノシリコンパウダー分散溶液の製造
3.1.1 作製方法
3.1.2 発光特性
3.2 細胞毒性試験
3.3 細胞内での発光観察および生体内流動観察試験
[2] 著作権の都合上、掲載しておりません
[3]低温多結晶シリコンTFTにおける劣化メカニズムと信頼性評価技術
1.低温多結晶シリコン薄膜トランジスタの製造方法
2.低温多結晶シリコン薄膜トランジスタにおける劣化現象
2.1 ホットキャリア劣化とは
2.2 ダイナミックストレスによる劣化
2.3 発光解析技術
2.4 ホットキャリアによる劣化メカニズム
3.発熱による劣化
3.1 発熱分布のドレイン電圧依存性
3.2 発熱温度のゲート幅依存性
3.3 発熱温度と劣化の関係
3.4 配線構造の違いによる温度変化
3.5 シリコンの結晶性と発熱劣化の関係
3.6 発熱による劣化メカニズムの考察
3.7 発熱劣化の改善について
[4]低温ポリシリコン用アモルファスシリコン膜の成膜技術
1.膜構成
2.成膜装置
3.膜特性
3.1 膜中水素濃度
3.2 膜厚均一性
[5]低温ポリシリコンの結晶化技術と評価
1.ラテラル結晶化技術
1.1 過冷却融液からの結晶成長
1.2 ダブルパルスレーザ照射法
1.3 実証用R&D機
1.4 ALCG-Si薄膜
2.ALCG-SiTFT特性
[6]薄膜太陽電池への応用技術と高効率化
1.大面積薄膜シリコンモジュール
1.1 大面積薄膜シリコンモジュールの設置例
1.2 大面積薄膜シリコンハイブリッド(a-Si/μc-Si)モジュールの高効率化
1.2.1 透明中間層を有する薄膜シリコン太陽電池
1.2.2 大面積二灯式ソーラーシミュレーターの開発
1.2.3 透明中間層の光学設計
1.2.4 透明中間層を用いた大面積モジュール
1.3 さらなる高効率化
2.おわりに(大面積薄膜シリコンの魅力と今後の課題)
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