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1386

【各関連部門連携による臨床データ品質確保】

臨床試験における データマネジメント実務集

Collection of practices in a clinical trial

■ 執筆者(敬称略)
ヤンセンファーマ(株)
ノボ・ノルディスクファーマ(株)
(株)ツムラ
(株)ACRONET
ジーリンクシステムコンサルティング(株)
フェーズフォワード・ジャパン(株)
宮坂 直樹
藤倉 剛志
江口 範   
樋口 澄則
務台 哲郎
永谷 憲司
データマネジメント研究会
データマネジメント研究会
興和(株)
近畿大学医学部附属病院
大手外資系製薬会社
武蔵野大学
(元医薬品医療機器総合機構)
三浦 岳彦
矢吹 哲章
片山 健     
野村 守弘   
塚本 哲治   
大室 弘美
■ 目  次
第1章は著作権の都合上、掲載しておりません

第2章 臨床データマネジメントの役割と業務フローの要点
     〜ケーススタディ 2〜


第1節:データマネジメントの役割
 1.現在の治験環境の変化とデータマネジメントの位置付けと役割
  (1)現在の治験環境とその問題
  (2)症例報告書の作成
  (3)SDVに関する現状の問題
  (4)CRFデータクリーニング
  (5)データ作成
  (6)今後のデータマネジメント
 2.データマネジメントの業務範囲

第2節:データマネジメント業務の各関連担当者の位置付けと役割
 1.モニター
 2.CRC
 3.安全情報担当者

第3節:データ管理業務フローの要点と概略

第3章は著作権の都合上、掲載しておりません

第4章:CRFデザインとCRF記入の手引き

第1節:CRFデザインのプロセス
 1.CRF形態の特徴とそれぞれのメリット・デメリット
 2.データ形式の決定
 3.CRFの製本
 4.CRF(案)のレビュー

第2節:DCFを用いたデータの修正
 1.DCF作成上の注意点

第3節:CRFデザインの工夫
 1.Visit type CRFデザイン

第4節:CRFモジュール
 1.CRFモジュールの例

第5節:CRF記入の手引き

第6節:CRFのOnsiteレビューとInhouseレビュー
 1.SDV時のCRFチェックでのポイント
 2.DCFの回答に対するモニターとDMの解釈の違い

第7節は著作権の都合上、掲載しておりません

第8節は著作権の都合上、掲載しておりません

第5章:EDCシステム導入における標準化への取り組み
                         〜治験依頼者のメリット〜

1.最近までのEDCを取り巻く状況(過去)

2.日本におけるEDCの状況(現在)
 (1)治験業務におけるEDCの優位性について
 (2)EDCの問題点

3.将来に向けて(将来)

第6章:データベース設計におけるコンセプトと具体的実施手順

1.データベース構築の目的とコンセプト
 (1)治験データベース
 (2)データベース構築の目的
 (3)治験データベースの適用範囲
 (4)1つのデータベース
 (5)標準化データベースの利用

2.CSVに準拠した開発手法
 (1)Vモデル
 (2)データマネジメント要求
 (3)データベース仕様
 (4)技術仕様
 (5)導入テスト(IQ)
 (6)統合テスト(OQ)
 (7)受入テスト(PQ)
 (8)リリース宣言
 (9)文書化
 (10) インシデント管理
 (11) 変更管理
 (12) 本番移行計画とIQ

3.データ構造の標準化への対応
 (1)構造の考え方
 (2)CDISC STDM

第7章:臨床データ・バリデーション実施のポイント

第1節:データ・バリデーション
 1.データ・バリデーション1)とは?
 2.エラーの発生源
 3.エラーのタイプ
 4.データ・バリデーションの方法

第2節:品質保証
 1.品質保証とは?
 2.臨床試験データマネジメントプロセスの中での品質保証の例
 3.臨床試験データを固定する条件の例
 4.品質保証のための統計的アプローチの活用

第3節:検証計画書の立案
 1.データマネジメント計画書
 2.エラーの種類及び制御方法の例
 3.エラー制御目標及び未達の場合の対処方法の例

第4節は著作権の都合上、掲載しておりません

第8章:有害事象取り扱いのポイント

第1節:有害事象の定義と考え方
 1.有害事象の定義
  (1)安全性情報と法規制
  (2)用語の定義
  (3)有害事象の定義
 2.有害事象データ収集の目的
  (1)有害事象データ収集の目的
  (2)有害事象データ収集に際して必要となる情報
  (3)CRFを作成する上で必要となる有害事象のデータ
 3.有害事象情報収集時の留意事項
  (1)有害事象の収集と事例
   ・有害事象名
   ・有害事象の持続期間
   ・重症度
   ・重篤度
   ・転帰
   ・因果関係
  (2)有害事象の考え方

第2節:有害事象情報のチェック
 1.項目毎のチェック
 2.症例間/施設間のチェック

第3節:有害事象のコーディング
 1.コーディングの意義
 2.コーディングシソーラス
 3.コーディングの手順
 4.コーディングにおけるその他の注意

第4節:有害事象報告の社内評価
 1.評価システムの概要
  1)各部門で実施する評価内容
  2)安全性情報部門とデータマネジメント部門での情報管理
  3)安全性情報部門による有害事象の評価とその利用
 2.社内評価システムによるMedDRAを用いた有害事象のコーディングの実際
  1)社内評価システムの構築・整備
  2)コーディングプロセスの例
  3)コーディングプロセス全体の標準化による改善点

第5節:有害事象と申請資料
 1.書面調査の側面
  1)有害事象に関するチェックリスト
  2)有害事象に関する照会事項
  3)留意事項
 2.FDA審査の側面
  1)安全性情報の留意すべき点
   ・臨床データの発生源
   ・データの品質と完全性
   ・安全性併合データのレビュー
   ・安全性レビューの背景と方法論

第9章: 医療機関および各関連部門から見た
                        データマネジメントのQC/QA

第1節:医療機関から見たデータマネジメントのQC/QA
 1.プロトコルの検討
 2.医療機関におけるQCとQAに影響する因子
 3.質を高める治験データの保存−医療機関における治験のQC
 4.データを正確に記載するためのCRF
 5.DCFを減らすためのCRF手引き書の作成
 6.データの信頼性を高めるSDV−医療機関における治験のQA
 7.重篤な有害事象と安全性情報の処理

第2節:モニターによるデータマネジメントのQC/QA
 1. モニター/データマネジメントの役割の違い
 2. 医療機関内のデータ管理の確認・サポート
 3. CRFと原資料の一致性の保証(SDV)
 4.CRFデータクリーニングの前線(モニターとDMの連携)
 5. DM効率化のためにモニター/データマネージャーがそれぞれにできること

第3節は著作権の都合上、掲載しておりません


第4節:求められる臨床試験の質とデータマネジメントによるQC 
 1.承認申請資料の信頼性とDM
 2.臨床試験実施に関する留意点
  1)被験者の適格性
  2)有害事象及び副作用に関する情報収集
  3)同意文書及び同意取得
  4)モニタリング(SDVを含む)
 3.臨床試験の成績を適切に収集するためのCRFの作成