4-1 イソシアネート原料の一般的な分析,反応解析について
4-2 イソシアネート系接着剤の接着試験法
4-3 LCによるイソシアネートに関する毒性・環境分析
4-4 プラスチック−ポリウレタン原料のポリオール試験方法
4-5 ポリウレタン原料芳香族イソシアネート試験方法
4-6 プラスチック−ポリウレタン原料芳香族イソシアネートにおける加水分解性塩素の求め方
4-7 プラスチック−ポリウレタン原料芳香族イソシアネート試験方法−加水分解性塩素の求め方
4-8 水性高分子‐イソシアネート系接着剤と それを用いた合板からのMDI放散挙動
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5-1 フェノール樹脂の硬化剤としての利用
5-2 イソシアネート化合物添加によるポリ乳酸の耐衝撃性向上
5-3 PLAとPBSの相溶化剤としてのポリイソシアネートの活用
5-4 親水性基をポリイソシアネートに導入した水分散硬化剤への応用
5-5 イソシアネート架橋システムによる水性塗料への適用
5-6 エマルジョン型イソシアネートを用いた環境調和型接着剤の開発
5-7 イソシアネート添加したユリア樹脂の硬化機構と接着耐久性
5-8 イソシアネートを用いたポリペルオキシドの機能設計
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第6章:イソシアネートに関する事故事例・安全性・環境問題
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6-1 TDI,MDIの災害事例
6-1-1 MDIの事例
6-1-2 TDIの事例
6-2 イシシアネートの安全性確保とその対策・MSDSの活用
6-2-1 イシシアネートの安全性確保
6-2-2 イシシアネートの環境へ及ぼす影響
6-2-3 安全性・環境問題に対する製造メーカーの取り組み
6-2-4 MSDSの活用
6-3 イシシアネートに関する今後の課題
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7-1 調査・解析の準備と「手法」の決定
7-2 調査
7-2-1 目標の設定
7-2-2 背景技術の確認
7-2-3 イソシアネートの硬化メカニズム(ポリウレタンの製造)
7-2-4 硬化の促進
7-2-5 ポリウレタンへの低温硬化
7-2-6 ポリウレタンの水系化
7-3 「検索手段」の決定
7-4 イソシアネートのキーワード
7-5 予備調査とその結果
7-5-1 公開全特許と「イソシア」特許の年次件数
7-5-2 イソシア特許と「環境」特許の年次件数変化
7-5-3 イソシア特許と「+低温+硬化」特許の年次件数変化
7-6 水系ポリウレタン製法特許調査・解析例
※ 「特開2006-070220 撥水性ポリウレタン樹脂発泡体
」
公報テキスト検索45件の特許番号と発明の名称を記載
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【発刊にあたって(第1章より抜粋)】
19世紀半ばに,Wurtz,Hofmannらによって合成され
た「イソシアネート」が,21世紀を迎える現在までポ リウレタンの主原料として隆盛を誇る原因を考えると,
イソシアネートそのものの多彩な反応性もさることな がら,「ポリオール」,「フロン11」の開発により,
「ポリウレタンフォーム」という大量需要を創出した点がすこぶる大きい。
さらに,フロン化合物の使用が撤廃されても, ウレタン技術者・ウレタン業界の努力によって何とか代替フォーミュレーション技術を編み出し,勢いを保っている。
本書は、「イソシアネート・ポリオール」入門編から化合物DB、ポリウレタ ン等の応用トピックス、NCOの特性評価など、各執筆者の専門分野を活かした
技術資料集であり、当該技術者における知識の 再構築・再認識に役立てば幸いと考えている。