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【必要情報の80%は公表情報から入手できる!】
競合情報の入手、分析、評価のポイントと戦略的活用法

To obtain competitive information, analysis, points of evaluation and strategic use methods
■ 執筆者(敬称略)
光産業創成大学院大学
ヨークファーマ(株)
沖電気工業(株)
後藤 俊夫
長江 敏男
杉尾 俊之
富士ゼロックス(株)
住友化学(株)
浅井 政美
今井 昭夫
■ 目  次
第1章 情報戦の基本方針−3つの戦いとコンプライアンス 


1.情報戦の流れ
2.目的の明確化
3.なぜ情報「戦」なのか
4.他社情報が活用される主な場面
5.対象企業の選定と選定基準の確認
 5.1 部門間の認識の相違
 5.2 選定基準の確認
 5.3 主要競合企業の選定
6. 現象から予測へ
7.年度計画の作成
8.勘(K)・経験(K)・度胸(D)から脱皮する
9.コンプライアンスの鉄則
10.黒子としての情報戦
11.歴史的に見た情報戦
12.情報戦に関する参考資料

第2章 効果的な他社情報の入手法


1.一次情報の特徴と入手ポイント
 1.1 一次情報とは
 1.2 社内情報源の特徴と入手ポイント
 1.3 真実はどこに潜んでいるか?
 1.4 セールスマン情報
 1.5 シェア・データ
 1.6 他社見学の特徴と入手ポイント
 1.7 幹部・従業員の動向
 1.8 資材情報
 1.9 展示会
 1.10 講演会・セミナー
 1.11 カタログ類
 1.12 広告宣伝
 1.13 タウンウオッチング
2.二次情報の特徴と入手ポイント
 2.1 二次情報とは
 2.2 公表情報の徹底的な活用
 2.3 新聞・雑誌類
 2.4 信用調査
 2.5 職員録
 2.6 R&D機関誌・学会誌
 2.7 経営者情報
 2.8 将来の幹部をマークする
 2.9 顧客情報とサイホン現象
 2.10 他社の動向を予想する
3.インターネット・DBを有効活用する着眼点と手法
 3.1 e-情報戦の効果と限界
 3.2 キーワード
 3.3 検索エンジン
 3.4 インターネット
 3.5 公式サイト
 3.6 メルマガ
 3.7 DBの特徴と活用ポイント
 3.8 e-情報戦とr-情報戦の融合:補完関係
 3.9 e-情報戦とr-情報戦の融合:相互作用(1)深堀り
 3.10 e-情報戦とr-情報戦の融合:相互作用(2)裏取り
 3.11 情報は優れた発信者に集まる
4.情報ネットワークの構築と鮮度向上
 4.1 情報ネットワークの構築
 4.2 鮮度維持と向上
5.意外な盲点! 他社に半歩先行する情報戦のコツ
 5.1 情報源の3段活用
 5.2 新聞・雑誌記事の読み方
 5.3 公表情報の重要性
 5.4 中央官庁の情報入手
 5.5 調査会社の活用方法
 5.6 R&D MDB
 5.7 サーチデスク
 5.8 日経goo
 5.9 各種オンラインサービス
6.ノイズ(誤り情報)の選別・裏取り
 6.1 ノイズ(誤り情報)とは
 6.2 ノイズ(誤り情報)の選別・裏取り
 6.3 販売担当者への対応
 6.4 ノイズの時系列選別
 6.5 高度な裏取りテクニック
 6.6 情報の整理・整頓
7.定点観測
 7.1 定点観測とは
 7.2 定点観測と予測
 7.3 効果的な場面
 7.4 雑情報にも着目
8.仮説・検証による精度向上・コスト低減
 8.1 仮説・検証
 8.2 仮説・検証システム
 8.3 情報戦と仮説・検証システム
  (1)情報入手活動
  (2)他社動向予測
9.マイニング:現象から本質を見抜くために
 9.1 マイニング
 9.2 販売不振のマイニング
10.中堅・中小企業の情報入手:基本から応用まで
 10.1 調査対象が中堅・中小企業の場合
 10.2 中堅・中小企業が調査する場合
 10.3 信用調査

第3章 他社情報の効果的な分析方法


1.他社の弱点を浮き彫りにする
 1.1 弱点発見の大前提と7大原則
 1.2 不在の原則(第1原則)
 1.3 不整合の原則(第2原則)
 1.4 不調和の原則(第3原則)
 1.5 不適応の原則(第4原則)
 1.6 非連続の原則(第5原則)
 1.7 非力の原則(第6原則)
 1.8 恥部の原則(第8原則)
2.融合手法
 2.1 情報融合の意義
 2.2 重点競合先の決定
 2.3 調査項目の明確化
 2.4 プロファイルへの関連情報結集
 2.5 定期的更新
 2.6 意識統一
3.プロファイリング手法
 3.1 概要 
 3.2 作成方法
 3.3 分析方法
4.マッピング手法
 4.1 概要
 4.2 スペース・マップ
 4.3 ダイナミック・マップ
 4.4 シェアマップ
 4.5 ポジショニング・マップ
5.テクマップとパテントマップ
 5.1 テクマップ
 5.2 パテントマップ
6.予測手法
 6.1 概要
 6.2 ミクロ予測
 6.3 ミディアム予測
 6.4 マクロ予測
7.初期警報(EW)システム
 7.1 概要
 7.2 作成方法
 7.3 分析
8.シナリオ手法
 8.1 概要
 8.2 作成
 8.3 着眼ポイント
9.ドライバー手法
 9.1 概要
 9.2 作成
 9.3 着眼ポイント
10.CR(クライアント関係性)手法
 10.1 概要
 10.2 情報戦のクライアント
 10.3 作成方法
11.既存手法の位置づけと留意点
 11.1 既存手法の位置づけ
 11.2 SWOT
 11.3 財務分析
 11.4 リバースエンジニアリング

第4章 他社情報の戦略的な活用

1.経営戦略立案における活用
 1.1 競合他社の経営戦略を読み切る
 1.2 競争要因分析と競争戦略
 1.3 戦略的コミットメント
 1.4 組織体制と事業戦略
 1.5 事業戦略マップ
 1.6 情報戦と事業戦略
2.マーケティングにおける活用
 2.1 市場の明確化
 2.2 競合先
 2.3 競合先の選定基準
 2.4 マーケティングと情報戦
3.新事業進出における活用
 3.1 新事業進出の目的 
 3.2 競争優位性の枠組み
 3.3 バリューチェーン
 3.4 機能分野別戦略
 3.5 ターゲティング
 3.6 プロダクト・ライフ・サイクル
 3.7 新事業進出と情報戦
4.M&A・他社提携
 4.1 内部成長と外部成長
 4.2 デューデリジェンス
 4.3 競争と協調
 4.4 外部成長と情報戦
5.株価向上・IR活動
 5.1 IR活動の役割
 5.2 IRの課題と対策
 5.3 IRの重点ポイント
 5.4 IR活動と情報戦
6.技術開発戦略
 6.1 事業戦略と技術開発
 6.2 選択と集中
 6.3 資源の配置
 6.4 イノベーション・マネージメント
 6.5 Make or Buy
 6.6 知的財産権
 6.7 技術生産性
 6.8 標準化活動
 6.9 モチベーション
 6.10 技術戦略と情報戦
7.財務戦略
 7.1 企業経営と財務戦略
 7.2 キャッシュフロー
 7.3 資金運用計画
 7.4 財務戦略と情報戦
8.プレゼンテーション:役員・幹部が求めるポイントと対応
 8.1 プレゼンテーションの成功要因
 8.2 意識改革の場

第5章 海外情報の入手と戦略的な活用

1.全社の意識改革と新・企業文化の醸成
 1.1 競争優位の徹底
 1.2 経営トップの意識改革
 1.3 主要会議の改革
2.組織体制
 2.1 情報の共有
 2.2 インテリジェス・センター
 2.3 ウオールーム
 2.4 シャドー・チーム
3.人材の育成と蓄積
 3.1 リサーチャーの育成
 3.2 キャリア・パス
4.合法的な情報戦の遂行
 4.1 不正競争防止法
 4.2 個人情報保護法
 4.3 独占禁止法
 4.4 コンプライアンスの貫徹
5.自社情報の防衛
 5.1 情報漏洩の実態
 5.2 自社情報の防衛

第6章 情報戦を成功させる諸施策


1.全社の意識改革と新・企業文化の醸成
 1.1 競争優位の徹底
 1.2 経営トップの意識改革
 1.3 主要会議の改革
2.組織体制
 2.1 情報の共有
 2.2 インテリジェス・センター
 2.3 ウオールーム
 2.4 シャドー・チーム
3.人材の育成と蓄積
 3.1 リサーチャーの育成
 3.2 キャリア・パス
4.合法的な情報戦の遂行
 4.1 不正競争防止法
 4.2 個人情報保護法
 4.3 独占禁止法
 4.4 コンプライアンスの貫徹
5.自社情報の防衛
 5.1 情報漏洩の実態
 5.2 自社情報の防衛

 

第7章 各業界における競合情報の入手、分析、活用法の事例

第1節 医薬品の研究開発、マーケティングから競合情報まで
1.医療用医薬品市場の特徴は何か
 1.1 お客様は誰か?
 1.2 医薬品と他分野の大きな違いは何か?
 1.3 医薬を取り巻く社会環境と変化
 1.4 医薬品の主な特徴とマーケティング
2.医薬品関連の主な市場情報
3.市場の成熟度から見る競合情報とその重要度
 3.1 新規創出市場
 3.2 成長市場
 3.3 成熟市場
4.医薬品の市場価値評価と経済分析
5.フィナーレ


第2節 電気・電子業界における他社情報の入手,分析,活用手法
1.電気・電子業界における事業環境の変化
 1.1 価値逓減の荒波を乗り切れるか
 1.2 変化の予兆
2.情報入手,分析を支えるテクノロジー
 2.1 進化する検索機能
 2.2 次世代検索エンジンの特徴
3.技術マーケティング
 3.1 技術マーケティングのコンセプト
 3.2 技術マーケティングのプロセスモデル
4.オープン・イノベーションと知識経営
 4.1 知識創造から知識結合へ
 4.2 オープン・イノベーションの実践


第3節 OA機器業界における他社情報の取得、分析、活用手法
1・他社情報の取得
2.他社情報の分析


第4節 化学工業業界における技術情報の入手と活用 
1.化学技術関連情報の種類と情報源
 1.1 学術研究情報
 1.2 特許情報
 1.3 市場情報
 1.4 化学品の安全性や規制に関する情報
 1.5 生産の安全性・環境保全などの規制に関する情報
2.化学企業の情報入手と活用
 2.1 情報入手と解析
 2.2 情報の活用