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No.1521

最新タッチパネル技術

The latest/ Touch Panel Technology

■ 執筆者(敬称略)
(株)タッチパネル研究所
東プレ(株)
Ukai Display Device Institute
NECインフロンティア(株)
玉川大学
(株)ミクロ技術研究所
(株)ミクロ技術研究所
日本サイプレス(株) 
宮澤 収
黒沢 理
鵜飼 育弘
山下 俊一
竹内 正男
吉田明
西 昭次
松添 信宏
出光興産(株)
尾池工業(株)
(株)KRI
日油(株)
パナソニック エレクトロニックデバイス(株)
ソニーケミカル&インフォメーションデバイス(株)
日本大学
東京大学 
笘井 重和
稲守 忠広
羽山 秀和
益子 真司
矢ヶ崎 琢也
近藤 洋文
古市 昌一
山本 晃生
■ 目  次


■第1章 種々のタッチパネルと技術動向

 1.タッチパネルの現状と動向

 2.タッチパネルの種類

 3.抵抗膜式タッチパネルの技術動向と課題
  3-1.高透過率
  3-2.表面の反射防止
  3-3.干渉縞の抑制方法
  3-4.スパークレス(ぎらつき防止)
  3-5.他技術動向

 4.期待される技術動向
  4-1.静電容量型タッチパネルと材料
  4-2.マルチ入力タッチパネル
  4-3.新規タッチパネル構成(タッチウインドウ)
  4-4.In-Cell型タッチパネルでの光学的優位性

 5.抵抗膜式などタッチパネルの部材の技術動向
  5-1.ITOフィルム
  5-2.新規導電材


■第2章 静電容量式タッチパネルの最新技術

 1.静電容量式タッチパネルの分類
  1-1.静電タッチセンサに於ける静電容量式タッチパネル
  1-2.静電容量式タッチパネルの二大方式

 2.静電容量式タッチパネルの構造と検出原理概要
  2-1.Surface Capacitive Touch Panel 概要
  2-2.Projected Capacitive Touch Panel 概要
  2-3.Projected Capacitive Touch Panel のパネル構成
   2-3-1.「iPhone」のタッチパネル
   2-3-2.他のITOエッチング方式タッチパネル

 3.新静電容量式タッチパネル「Inner Capacitive Touch Panel」
  3-1.新静電容量式タッチパネル開発の背景
  3-2.新静電容量式タッチパネルについて
   3-2-1.フロントエンド部
   3-2-2.バックエンド部
  3-3.CSDアルゴリズム
   3-3-1.フロントエンド部
   3-3-2.バックエンド部
  3-4.デジタルフィルタ処理
  3-5.キャリブレーション

 4.静電容量式タッチパネルの将来の動向

■第3章 TPにおけるIn-Cell技術の現状と展望

 1.モバイル用TFT-LCDモジュールの構造

 2.In-Cell化の目的

 3.In-Cellタッチパネルの特徴

 4.In-Cell タッチパネル(TP)の種類とデバイス
  4-1.抵抗膜式
  4-2.光学式
  4-3.容量式
  4-4.将来展望


■第4章 携帯機器用TPの最新技術と課題、今後の動向

 1.携帯機器におけるタッチパネル(TP)搭載状況

 2.用途別方式の状況

 3.モバイルフォンの変遷とディスプレイ

 4.機能の拡大とタッチパネル(TP)の役割と開発動向
  4-1.抵抗膜式
  4-2.静電容量式

■第5章 タッチパネルの採用とトラブル解決のための評価ポイント

 1.抵抗膜感圧式タッチパネルの概略構造

 2.3つの視点から見た問題点の分析
  2-1.利用者の視点
   2-1-1.入力感
   2-1-2.視認性
  2-2.基本性能の視点
   2-2-1.重さ
   2-2-2.割れ
   2-2-3.出力異常
   2-2-4.外観不良
  2-3.市場の視点
   2-3-1.市場

■第6章 超音波タッチパネルの原理と開発動向

 1.動作原理

 2.グレーティングトランスデューサ

 3.携帯情報端末用のSAWタッチパネル

 4.音響波照合方式(APR)タッチパネル

■第7章 ガラス/ガラスタッチパネルの特徴と特性

 1.ミクロ技術研究所の事業の背景

 2.ガラスを基材としたタッチパネル
  2-1.なぜガラスタッチパネルにこだわるのか
  2-2.ガラスタッチパネルの利点と欠点
   2-2-1.ガラスを採用するメリットについて
   2-2-2.ガラスを採用するデメリットについて

 3.アナログ抵抗膜式タッチパネル
  3-1.アナログ抵抗膜式の構造
  3-2.ミクロ技術研究所の抵抗膜式 タッチパネルの特徴
   3-2-1.構造比較
   3-2-2.ガラス抵抗膜式タッチパネルの透明電極膜について
   3-2-3.ガラス抵抗膜式タッチパネルのガラス選定について
  3-3.サイズ・用途別
   3-3-1.モバイル用途
   3-3-2.カーナビゲーション用途
   3-3-3.PC用途

 4.デジタル静電容量式タッチパネル
  4-1.デジタル方式静電容量タッチパネルの構造
 5.デザインタッチパネルについて

■第8章 【静電容量方式】タッチパネルICの性能と特徴

 1.PSoC及びTrueTouchタッチスクリーンコントローラ概要
  1-1.PSoCアーキテクチャ
  1-2.タッチスクリーン用途向けPSoC TrueTouchTM タッチスクリーンコントローラ
  1-3.TrueTouchの種類

 2.TrueTouchを使ったタッチスクリーンの設計
  2-1.タッチスクリーンアプリケーションのシステム構成
  2-2.TrueTouchとタッチスクリーン透明電極との接続
  2-3.投影型透明電極の構造

 3.静電容量検出方式
  3-1.スイッチド・キャパシタ回路
  3-2.CSAアルゴリズム
   3-2-1.フロントエンド部
   3-2-2.バックエンド部
  3-3.CSDアルゴリズム
   3-3-1.フロントエンド部
   3-3-2.バックエンド部
  3-4.デジタルフィルタ処理
  3-5.キャリブレーション

■第9章 非晶質透明導電膜In2O3-ZnOの高分子フィルムへの成膜技術

 1.高分子フィルム上に成膜する上での注意点

 2.実験条件

 3.スパッタ中ガスの測定
  3-1.PCフィルムからの発生ガスの同定
  3-2.放電方式の違い(RF/DC)による発生ガスの差異
  3-3.ガスバリア(SiO2コート)の効果
  3-4.スパッタ時に発生したCO+ガスと(耐熱劣化試験)との相関

■第10章 タッチパネル用透明導電性フィルムの最新動向

 1.タッチパネルの用途

 2.タッチパネルの方式

 3.抵抗膜方式タッチパネル
  3-1.構造
  3-2.動作原理

 4.タッチパネル用透明導電性フィルム
  4-1.透明導電性フィルムの開発の歴史
  4-2.透明導電性フィルムの種類と特徴
   4-2-1.界面活性剤系透明導電性フィルム
   4-2-2.導電性フィラー系透明導電性フィルム
   4-2-3.金属薄膜系透明導電性フィルム
   4-2-4.半導体薄膜系透明導電性フィルム
    (1)酸化インジウム系
    (2)酸化スズ系
    (3)酸化亜鉛系
    (4)酸化スズカドミウム(CTO)膜
    (5)ヨウ化銅系
    (6) その他
  4-3.多層膜系透明導電性フィルム
  4-4.透明導電性フィルムの製造プロセス
   4-4-1.ITO膜の形成
   4-4-2.ハードコートの形成
    (1)ハードコート塗料
    (2)Roll to Rollウェットコーティング加工プロセス

■第11章 ディスプレイの反射防止とそのほこり・汚れ対策

 1.反射防止処理の種類と反射防止の原理
  1-1.ノングレア
  1-2.ARコート
  1-3.AR+AGコート

 2.汚れによる反射スペクトルの変化

 3.防汚のための表面処理

■第12章 耐指紋性フィルム「クリアタッチ」

 1.耐指紋性の従来技術

 2.クリアタッチの構成及び基本物性

 3.耐指紋性の発現機構

 4.今後の展開

■第13章は著作権の都合上、掲載しておりません


■第14章 反射防止(AR)フィルム用の防汚膜の設計

 1.フッ素系シランカップリング剤の分子設計

 2.防汚剤の膜厚と接触角

 3.片末端と両末端のアルコキシシラン化合物の摩耗特性の違い

■第15章 抵抗膜指入力タッチパネルの耐指紋性

 1.耐指紋性改善へのアプローチ
  1-1.低反射特性(低屈折率)との両立
  1-2.防眩効果(ヘイズ)、ちらつき対策との両立

 2.耐指紋性の評価について

 3.現在の指入力タイプ耐指紋性の実態

 4.今後の取り組み

■第16章 次世代のヒューマンインタフェース技術とタッチパネルの応用

 1.ヒューマンインタフェース技術の新潮流

 2.DTの基本構成

 3.DTで使われている要素技術
  3-1.容量結合による接触検出
  3-2.接触位置の特定及びユーザの識別
  3-3.アンテナ素子の形状と配置
  3-4.その他の特長

 4.応用例

■第17章 触覚インタフェース技術とタッチパネルへの応用

 1.触感の提示技術

 2.静電気力を用いた触感提示
  2-1.交流電圧の印加で手触りが変わる?
  2-2.タッチパネルへの組み込み