1章 炎症性疼痛
1節 腰痛
[1] 発現機序と薬物治療
[2] 症例検討で見る腰痛
2節 肩痛
[1] 発現機序と薬物治療
[2] 症例検討で見る肩痛
3節 関節痛の発現機序と薬物治療
[1] 発現機序と薬物治療
[2] 症例検討で見る関節痛
4節 整形外科における 炎症性疼痛の症例と薬剤選定の実際
2章 神経因性疼痛
1節 神経因性疼痛概論 〜末梢性・中枢性神経因性疼痛の発現機序〜
2節 視床痛の症状と原因・治療
3節 脳卒中後疼痛
[1] 病状と薬物治療
[2] 症例検討で見る脳卒中後疼痛
4節 脊椎障害性疼痛(発現機序と薬物治療)
5節 複合性局所疼痛症候群
(カウザルギー、反射性交感神経性ジストロフィー)
[1] 反射性交感神経性ジストロフィーの 発現機序と薬物治療
[2] 症例検討で見る複合性局所疼痛症候群
(カウザルギー、反射性交感神経性ジストロフィー)
6節 神経障害性疼痛における モルヒネの有効性について
7節 帯状疱疹後神経痛の発現機序と薬物治療
[1] 発現機序と薬物治療
[2] 薬物と治療ガイドライン
[3] 発現機序と薬物治療
8節 糖尿病性神経因性疼痛の発現機序と薬物治療
9節 抗がん剤による 末梢神経障害のメカニズムと薬物治療
[1] 発現機序と薬物治療 〜抗がん剤による末梢神経障害
[2] 症例検討で見る抗がん剤による
末梢神経障害のメカニズムと薬物治療
10節 慢性痛と情動
3章 その他の慢性疼痛のメカニズムと 治療のアプローチ
1節 遺伝子的要因による痛み発現メカニズム
2節 線維筋痛症の発現メカニズムと臨床現場における薬剤選定基準
[1] 線維筋痛症の発症・病態メカニズムと今後の展望
[2] 線維筋痛症の診断と薬物療法
3 節 変形性関節症
[1] 変形性関節症における疼痛 ―疼痛発現のメカニズムと病的意義―
[2] 変形性関節症疼痛の薬剤選定基準の実際
4節 心療内科から観た慢性疼痛の薬物療法と 心療内科的アプローチ
5節 内因性疼痛抑制系の機序
6節 判明している筋筋膜性疼痛症候群と今後の展望
4章 慢性疼痛における 効果的な鎮痛薬の使い方
1節 慢性疼痛におけるオピオイドの効果的な使い方
2節 慢性疼痛におけるモルヒネの効果的な使い方
3節 慢性疼痛における非オピオイド
(NSAIDS・アセトアミノフェン)の効果的使い方
4節 慢性痛に対する神経ブロック療法の意義と効果
5節 慢性疼痛における貼付剤使用の実際
5章 有効な治療効果をもたらす投与経路・デバイス
1節 静脈内投与治療薬
2節 皮下投与
3節 硬膜外投与
4節 脊髄クモ膜下投与
5節 PCAポンプ
6章 他領域治療薬の慢性疼痛への適応の可能性と展望
1節 慢性疼痛治療薬としての抗うつ薬の有用性
2節 慢性疼痛治療薬としてのNMDA受容体拮抗薬の有用性
第2部 動物モデルで見る痛みの発現メカニズムと薬物の鎮痛効果
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1章 動物モデルにみる、痛みの発現メカニズムの薬物療法への応用
2章 各モデルにおける痛み発現のメカニズムと各種疼痛・薬物療法への活用
1節 絞扼性神経損傷モデル
2節 坐骨神経部分損傷モデル
3節 脊髄神経部分切結紮モデル
4節 神経枝結紮損傷(spared nerve injury)モデル
5節 有痛性糖尿病ニューロパシーモデル
6節 帯状疱疹後神経痛モデル
7節 抗腫瘍薬による疼痛モデル
8節 脊髄腔内i.t.PGF2投与モデル
9節 腰部脊柱管狭窄モデル
10節 腰部椎間板ヘルニアモデル
3章 製薬企業における治療薬開発のためのモデル作製のポイント
第3部 治療・臨床を意識したこれからの疼痛治療薬開発動向
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1章 有望な鎮痛カスケードの開発動向
1節 オピオイドμ受容体刺激薬の今後の可能性
2節 オピオイドκ受容体作動薬 〜オピオイド研究の鎮痛作用と依存性の分離
3節 NGF抗体
4節 セロトニン系
5節 ノルアドレナリン系
6節 TRPチャネル系
7節 MAPKファミリー系
8節 グリア系(神経障害性疼痛でのIL-18によるグリア間情報伝達)
9節 グリア系(神経障害性疼痛での ケモカインによるグリア間情報伝達)
10節 ミクログリアとATP受容体の役割
11節 インターロイキン系
12節 GABA系
13節 NSAIDsの新たな標的
14節 プロスタグランジン拮抗薬
15節 アデノシンとATP
16節 Na+チャネルブロッカー
17節 K+チャネルオープナー
18節 Ca2+チャネルブロッカー
19節 グリシントランスポーター
20節 カンナビノイド受容体
2章 海外における治療薬開発の動向と展望