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No.1628

 

化粧品/食品/医薬品/医薬部外品 開発における

有用性評価・皮膚測定ノウハウ集

■ 執筆者【敬称略】
花王株式会社
P&Gイノベーション合同会社
ポーラ化成工業株式会社
カゴメ株式会社
カゴメ株式会社
矢田幸博
宮本久喜三
大島宏
信田幸大
菅沼大行
カゴメ株式会社
株式会社ファンケル
花王株式会社
花王株式会社
ライオン株式会社

矢嶋信浩
金辰也
棚町宏人
貴傳名英史
小出倫正

■ 目 次
◆  第1章 皮膚の基礎知識をかいつまんで学ぶ
 1.皮膚組織の構造
 2.皮膚の機能
 3.皮膚表面の構造
 4.角質層の構造
 5.角質層の機能
 6.セラミドの保水機能と代謝について
 7.皮膚物性および由来成分の加齢変化について
 8.皮膚色の特性と加齢変化
 9.紫外線による皮膚の色素沈着機構
 10.ストレスによる皮膚機能への影響
 
◆  第2章 体の部位ごとの皮膚生理知識を学ぶ
            〜顔、頭部、腕部、腹部、背部、大腿部、掌、足裏〜

 1.体の各部位の皮膚について
  1.1 化粧品、医薬部外品で主な効果、効能
 2.皮膚形状について
  2.1 皮膚の表面形状と角質層の状態
  2.2 部位別にみる形状の特徴
 3.皮膚色について  
  3.1 シミの原因
 4.角層の状態について
 5.バリアー機能について
  5.1 部位別にみるバリアー機能の特徴
 6. 皮脂分泌機能 7. その他特徴的な所見

 
◆  第3章 皮膚の外観を測る・評価する方法  〜皮膚色・シミ・紅斑の計測〜
 1. 皮膚色計測とその応用例
 2. メラニン・紅斑を計測する
  2.1 メラニン・紅斑を測定する原理
  2.2 分光機器によるメラニン・紅斑の計測と注意点
  2.3 画像解析によるメラニン・紅斑の計測
 3. 画像解析を用いた下眼瞼の評価
  3.1 下眼瞼のMI、EI測定
  3.2 "くま"のある被験者下眼瞼部位へのビタミンC配合化粧料連用試験
 4. 計測で考慮すべき点
  4.1 画像解析法と分光機器法の選択
  4.2 シミを測定する注意点
  4.3 計測法の注意点
◆  第4章は著作権の都合により掲載いたしておりません
◆  第5章 ニキビへの有効性評価・肌測定の試験例

 1. ヒトを対象とした試験の倫理指針
 2. 試験デザイン,被験者数及び評価項目
  2.1 試験デザインの選択
  2.2 被験者数の設定
   2.2.1 科学的妥当性があるヒト試験を実施するために
   2.2.2 被験者数の設定
  2.3 評価項目の設定
   2.3.1 ニキビの評価項目
    (1) ニキビの症状と重症度
    (2) 有効性の評価方法
    (3) 副作用の評価
    2.3.2 肌状態の評価項目の設定
 3. ニキビと肌状態への有効性を検証したヒト試験の実例
  3.1 医薬品・医薬部外品
  3.2 化粧品
  3.3 食品

 
◆  第6章 毛髪,毛根の生理学と効果の評価法

 1.ヘアサイクルと毛根,発毛
  1.1 毛根の構造
  1.2 ヘアサイクル
  1.3 毛髪の加齢変化
  1.4 男性型脱毛
 2. 毛髪の物理・生理的な特徴
  2.1 毛髪の形状と色
  2.2 毛髪の構造と組成
  2.3 毛髪のダメージと特性変化
  2.4 毛髪の構造,物性の測定
 3.育毛効果の評価方法について
  3.1 in vitro 系での評価
  3.2 in vivo 系評価方法 
  3.3 ヒト使用試験での評価方法

 
◆  第7章 素材の有用性を評価するコツ
 1. はじめに
 2. 概要・トピックス
 3. プロテアソーム活性の測定例
  3.1 評価検体
  3.2 培養細胞と生体試料調整
  3.3 紫外線照射
  3.4 細胞懸濁液回収、プロテアソーム活性溶液調整、タンパク濃度の測定例
  3.5 プロテアソーム活性測定
  3.6 統計処理
 4. 紫外線惹起で増加する培養皮膚細胞における酸化カルボニルタンパクの測定例
 5. 試験結果
 6. プロテアソーム活性の測定に関するコツ
 7. 酸化カルボニルタンパクの測定に関するコツ
 8. プロテアソーム活性と紫外線障害
 9. スキンケア化粧品、美容食品への応用と連用結果
 
◆  第8章 経皮吸収効果の評価法
 1. 経皮吸収製剤研究の歴史
 2. 経皮吸収製剤開発の課題
  2-1 生物学的な条件
  2-2 物理化学的な条件  3. 経皮吸収ルート
 4. 拡散
  4-1 拡散の考え方
  4-2 Fickの拡散方程式
 5. In vitro実験法
  5-1 In vitro実験に用いる膜(皮膚)の選択
  5-2 拡散セル
  5-3 試料の分析
  5-4 実験結果の解析
 6. In vivo実験法
  6-1 コンパートメントモデル
  6-2 動物種の選択
  6-3 血液の採取
  6-4 薬物の分析
  6-5 コンパートメントモデルによる薬物体内動態解析
 7. In vitroとIn vivoとの相関性
 
◆  第9章 試験の時期に関わらず少ない例数で効能を示すノウハウ

 1. 香粧品有用性評価におけるバラつきの7大原因
  1.1 被験者
  1.2 測定方法
   1.2.1 機器による測定の留意点
  1.3 試験デザイン
   1.3.1 試験の複雑さとデータのバラつき
  1.4 試験施行時期(季節)
   1.4.1 季節の変化による皮膚への影響
  1.5 試験機関・測定条件
  1.6 被験者サンプル数
  1.7 試験製品
 2. 香粧品有用性評価におけるバラつきを抑える対策
  2.1 バラつきの原因に対応した対策案
  2.2 測定方法
  2.3 試験デザイン
  2.4 試験施行時期(季節)
  2.5 試験機関・測定条件
  2.6 被験者サンプル数
  2.7 試験製品
 3. 主要な測定項目ごとのバラつき対策案
  3.1 皮膚色及びシミの評価
  3.2 シワやキメ、毛穴等の評価
  3.3 角質水分量の評価
  3.4 皮膚バリアー機能評価
  3.5 皮脂量の評価
  3.6 ハリ、柔らかさの評価

 
◆  第10章 肌質の人種差と、肌測定の試験例

 1. 人種間での目視的、生理学的な皮膚状態の評価、測定調査
  1.1 人種間の差異を評価する際の留意点
   1.1.1 具体的な影響因子
   1.1.2 生理学的な違い
 2. 皮膚の色
  2.1 メラニン量の違いと、色素異常・シワ等の関連
  2.2 紫外線量と皮膚の老化状態の影響
 3. 「人種」と「民族」について
 4. 試験方法と手順
 5. シワの測定
  5.1 測定に用いた機器
 6. シミ(色素斑)の測定
  6.1 人種別及び各国の調査結果
 7. 角質水分量の測定
 8. 他の皮膚項目について
  8.1 pH
  8.2 皮脂分泌量
  8.3 毛穴
  8.4 その他の因子