◇ 第1章 国際開発を成功させる重要ポイント
1節 国際共同治験の統計的基礎知識
1.国際共同治験の背景と統計的諸問題
2.国際共同治験における一貫性
3.抗がん剤研究における国際共同治験
4.抗がん剤研究における国際共同治験のまとめ
2節 国際開発での治験補償・賠償のポイント
1. 補償責任と賠償責任
2. 医法研“補償のガイドライン”について
3. 補償責任・賠償責任を巡る欧米の状況
4. 補償・賠償対応の実務
5. 補償及び賠償責務の履行と保険
3節 国際臨床開発のプロジェクトマネージメントのポイント
1. プロジェクトチ−ムとプロジェクトリーダーの役割
2. 社内、部署間、PT内での合意プロセス、コミュニケ−ション
3. リスクマネージメント
4. 外資企業と内資企業の違い
5. 日本特有の事情と問題、その解決
4節 ファーマコゲノミクスにおける欧米当局の考え方
1. ゲノム解析研究の進展
2. 欧米当局におけるPGx分野の現状
3. 国内における対応
5節 FDAのバイオマーカーに対する考え方と規制動向
1. ゲノム薬理学関連バイオマーカー
2. 薬剤開発ツール
3. イメージングバイオマーカー
4. 結語
6節 国際開発時における安全性情報の収集と報告
1項 国際共同治験における安全性情報の扱い
1. 医薬品事業のグローバル展開における安全性情報管理の課題
2. 安全性情報の収集と管理
3. 安全性情報の報告規制
4. 当局報告の留意点
5. 安全性リスク管理と対策
6. その他国際共同治験の課題
7. 終りに
2項 国外安全性情報の情報源と収集のポイント
1. サリドマイド事件当時の国外規制当局の回収措置
2. 現行の国外規制当局情報
3. 現行の国外文献学会情報源
4. 現行のCIOMS情報
7節 早期探索臨床試験を活用した国際開発
1. 早期探索臨床試験の必要性
2. 早期探索臨床試験の規制対応
3. 早期探索試験と代謝物安全性試験
8節 ICHガイドラインと各国ガイドライン対応
1. ICHの歴史と目的
2. ICHの視点と新ガイドラインの合意方法について
3. ICHの今後の動向と対策
9節は著作権の都合上、掲載しておりません
10節 インターネットによる欧州薬事情報の収集法
1. 関連ウェブサイト一覧
2. 医薬品承認申請(中央承認)
◇ 第2章 国際開発におけるPK/PDの活用と資料作成 ◇
1節 医薬品開発におけるPK/PD解析の応用と可能
2節 臨床試験におけるPK-PD解析の活用と信頼性確保
3節 PK/PDモデリングを用いた各種
(人種差/性差/病態)データの評価
4節 「母集団薬物動態試験法」の実適用の課題・手順
5節 薬物動態試験における信頼性確保の着眼点
◇ 第3章 日米ガイドラインをふまえた生物学的同等性(BE)試験と溶出試験の活用法
1. 日米のBE試験法と同等性の基準
2. インビトロ溶出試験法
3. 承認取得後の変更
4. 溶出の同等性とIn Vivo 試験の免除(Biowaiver)
5. 製剤化研究における溶出試験の利用と同等性確保
◇ 第4章 英文メディカルライティングのコツ
1節 英文メディカルライティングの基礎 −和文英訳−
1. 英語で書かれた和文書は外人には理解できない
2. 絶対にマスターしなければならない「パラグラフ・ライティング」
2節 英文メディカルライティングの基礎 −英文和訳−
1. 日本語で書かれた英文書は日本人には理解できるか?
2. 結果重視の英語と、過程重視の日本語
3節 申請資料に記載する安全性情報翻訳のポイント
1 .技術文書としての英訳
2. Plain English
3. 安全性情報の的確な伝達
4節 英文メディカル文書のQCとエディティングの仕方
1.英語と日本語
2.文書の質を保持するための要件
3. QCチェックの要点
4.エディティングの仕方
5節 国際共同治験に必要な医学英語表現
1.標準的な英文書式
2.基本的な名詞、動詞、前置詞
3.上級の表現
4.課題に挑戦
◇ 第5章 照会事項・審査報告書から学ぶ、統計解析に関する要求事項
◇ 第6章 安全性データの報告方法,メタアナリシスの利用
◇ 第7章 海外からの導入品の薬事申請のポイント
1節 有効性
1. 我が国の薬事法などの規制と制度に則った戦略
2. ICH (Efficacy)ガイドラインの実効性
3. 海外からの開発販売権の導入時期の開発薬事戦略に及ぼす影響
4. 「国際共同治験」の成果と有効性評価
5. 製造販売承認申請を目的とした有効性の評価とBenefit ? risk balance
6. 有効性の評価とバイオマーカー戦略
2節 毒性
1. モジュール4の選択
2. 翻訳の問題
3. 新医薬品承認審査実務に関わる審査員のための留意事項 4. QCとレビュー
3節 薬物動態
1. 薬物動態
2. 薬物動態がカバーする項目
3. 海外薬物動態試験の薬事申請における留意点
4節 品質
1. 申請資料作成時の留意点
2. 海外製造所
3. 適合性書面調査
4. 変更マネジメント
5節 外国製造所認定申請のポイント
1. 認定の区分等
2. 認定の申請から認定までの流れ
3. 認定申請に必要な書類
4. 認定の維持(追加・変更・更新)及び更新
◇ 第8章 特に留意すべきICH関連ガイドラインの重要事項
1節 ICH Q8に沿ったこれからの製剤開発の方向性
2節 ICHQ8と品質保証の動き
3節 ICH Q9の求める品質リスクマネジメントのポイント
4節 は著作権の都合上、掲載しておりません
◇ 第9章 特異体質性薬物毒性に起因した国際市場より回収された医薬品
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