第1節 精神疾患:統合失調症治療薬について
1.新薬の承認取得に向けた試験デザイン
2.エンドポイント
3.承認の障壁をクリアするためのデータの質
第2節 抗うつ
1.非臨床試験
2.臨床評価法
第3節 リウマチ
1.関節リウマチ(Rheumatoid Arthritis;
RA)
2.全身性エリテマトーデス(Systemic Lupus Erythematosus; SLE)
第4節「全身性エリテマトーデス」
1. SLEの多様性
2. 対象の設定
3. 今後求められる薬剤の質
4. 追跡項目とエンドポイント
5.併用薬の扱い
第5節 播種性血管内凝固(DIC)
1.DICや重症敗血症に対する臨床試験
2.DIC症例の抽出
3.DICの診断法
4.エンドポイントの設定と対照薬の選択
第6節 てんかん
1.発作の抑制
2.てんかんのタイプによる薬剤の選択
3.薬効の機序などによる薬剤選択
4.副作用
5.服薬アドヒアランス
6.小児、高齢者に対する投与
7.妊娠、授乳に対する影響
8.新たな抗てんかん薬の開発
第7節 「骨再生治療」
1.骨壊死症に対する骨再生の治療ストラテジー
2.諸外国の大腿骨頭壊死症に対する細胞治療
3.京都大学医学部附属病院で実施した臨床試験
第8節 軟骨再生医療
1.再生軟骨に求められる試験
第9節 アトピー性皮膚炎
1.はじめに
2.求められる試験、データ取得のポイント
第10節 腎疾患治療薬
1.腎臓の機能と腎疾患の病型
2.適応疾患の明確化と修正
3.薬効薬理試験
4.薬効薬理試験実施の心構え
5.海外試験データ
6.臨床試験
第11節 過活動膀胱
1.日本での過活動膀胱の臨床試験デザイン
2.臨床現場の視点から求められるエンドポイント
第12節 高血圧(降圧剤の配合剤の試験デザインについて)
1.臨床医が求めるエンドポイントと適応拡大
2.治験データを活かす
3.実地臨床の場で求められる降圧薬
第13節 肺がん
1分子標的薬の効果判定
2血管新生阻害剤
3上皮成長因子受容体チロシンキナーゼ阻害剤(EGFR-TKI)
第14節 抗がん剤(血液がんについて)
1. はじめに
2. 悪性リンパ腫
3. 多発性骨髄腫
第15節 腎障害実験モデルの簡便な作製方法
1.急性腎障害
2.慢性腎臓病
第16節 制吐剤
1. 悪心・嘔吐とは
2. 嘔吐の発症機序
3. これまでの主な制吐剤
4. 嘔吐の評価
5. 悪心の評価
第17節 がん骨転移
1.肺がん骨転移の概要
2.骨関連事象(SRE)
3.治療戦略
4.ゾレドロン酸とデノスマブ
第18節 抗がん剤(前立腺がん)
第19節 臨床における抗がん薬のPK/PD 血中濃度に基づく投与量設定
1.抗がん薬の投与量設定の特徴
2.個別化医療のためにPK/PD解析解析の実際
第20節 抗がん剤(バイオマーカー利用時の試験デザインについて)
1.はじめに
2.予後因子と予測因子
3.バイオマーカーを伴う試験デザイン
4.バイオマーカーを伴う臨床試験の留意点
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