第1節 著作権の都合上、掲載しておりません
第2節 ドライバ状態検知のための生体信号処理技術
1.瞬時心拍数
2.自律神経活動指標(周波数領域)
3.心拍変動パワースペクトル
4.パワースペクトル・帯域パワー推定の実際
第3節 マイクロ波反射計によるドライバの非接触心拍測定とストレス評価
1.マイクロ波反射計
2.心拍信号解析
2.1 相互相関処理と心拍数の時間変化推定
2.2 心拍変動率とストレス評価
2.3 心拍変動率(HRV)の導出―最大エントロピー法の適用
3. 車載試験
3.1 測定条件
3.2 ストレス評価試験
3.3 高速走行中の心拍測定試験
第4節 多次元生理指標を用いた覚醒状態評価
1.はじめに
2.方法
2.1 データ収集
2.2 顔表情評定
2.3 瞬目解析
2.4 その他の生理指標の解析
3.結果
3.1 データ取得状況
3.2 覚醒状態カテゴリ(顔表情評定)結果
3.3 覚醒状態カテゴリによる各種指標値の違い
3.4 多次元生理指標を用いた顔表情評定値の推定
4.おわりに
第5節 心拍、呼吸による眠気判定と覚醒度向上技術
1.心拍時系列による眠気判定
1.1 心拍時系列による眠気判定方法
1.2 心拍時系列による主観的疲労感推定
1.2.1 実験概要
1.2.2 心拍変動指標による主観評価値の重回帰分析の結果
2.呼吸間隔時系列による眠気判定
3.心拍と呼吸時系列を組み合わせた眠気判定
4.心拍呼吸位相同期を応用した覚醒度向上技術
4.1 心拍呼吸位相同期とは
4.2 心拍呼吸位相同期と酸素飽和度との関係
4.3 心拍同期音による心拍呼吸位相同期の誘発
4.4 心拍同期刺激による覚醒度向上技術の開発
第6節 自動車運転時の心循環評価とその活用
1.循環調節の基本的な仕組み
2.自動運転で想定される活用
3.ドライバーの体調変化モニタリング
4.心循環調節に関わる計測・評価手法
4.1 心電図の周波数解析は心臓自律神経の指標になるのか?
4.2 循環評価時の注意点(被験者特性)
第7節 着座センサによる入眠予兆の検知と眠気推定技術
1.シート脈波による入眠予兆
1.1 入眠予兆現象とは
1.2 居眠り運転防止シートの開発
2.着座センサーによる脈波の測定原理
3.着座センサーの測定原理
3.1 着座センサーの構造
3.2 信号処理アルゴリズム
3.3 伝達関数による着座センサーの動特性
4.眠気推定方法
4.1 主観眠気に基づくスリープスコアによる眠気推定法
4.2 眠気推定関数
4.3 眠気推定の精度向上
第8節 非侵襲生体信号センシングシステムによる入眠予兆検知並びに居眠り運転警告シートの開発
1.ホメオスタシスを制御する揺らぎに関する仮説とその解析法
2.時系列信号解析手法
3.生体信号センシングシステム
3.1 構造
3.2 2信号処理法
4. 疲労度合の簡易計算法
5. 入眠予兆ならびに体調推定法
第9節 脳波によるドライバの注意散漫状態推定技術
1.脳波による推定の従来手法と課題
2.注意散漫状態推定技術
2.1 EFRPとは
2.2 注意散漫状態とラムダ反応の相関評価実験
2.3 道路環境によるラムダ反応への影響
2.4 注意散漫状態の推定
2.5 運転中の会話によるラムダ反応への影響
第10節 ドライバへの直接的な働きかけによる居眠り予兆検知技術
1.システムの構成
2.刺激のタイミング
3.居眠りの判定
第11節 脳波を用いたドライバの覚醒度評価手法
1.覚醒度評価システム
1.1 システムの概要
1.2 アーチファクトおよび雑音の除去
1.3 周波数解析
1.4 覚醒度評価関数
1.5 覚醒度低下の検知法
2.実験
2.1 運転模擬実験の概要
2.2 顔表情による眠気評定法
第12節 ドライバの生体情報による運転状態の評価
1. 自動車の使用と生体情報
1.1 自動車の運転状態
1.2 自動車の使用と生体情報の関係
1.3 生体情報の起源
1.4 生体情報による自動車使用時の評価
2. 生体情報の計測と評価
2.1 眼球運動・視線
2.2 筋電図
2.3 血液循環
2.4 重心動揺・体動
2.5 脳活動
2.6 内分泌系
2.7 発汗・皮膚温
2.8 呼吸
第13節 地下高速道路でのドライバの覚醒水準評価と居眠り警告の効果
1.都市内地下高速道路の走行安全性における懸念
2.ドライビングシミュレータMOVIC-T4の開発と再現性検証
3.本都市内地下道路における覚醒水準低下現象の評価
3.1 平常走行時における覚醒水準低下
3.2 多重衝突事故発生時の運転挙動と覚醒水準低下の影響
4.バイオフィードバックによる居眠り運転防止対策の効果分析
4.1 バイオフィードバックとは
4.2 実験方法
4.3 実験結果
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