第1節 CMF Designの具現化
1.SOLIDUX ― 現状と開発状況 ―
1.1 現状の開発
1.2 SOLIDUX 基本技術の完成
1.3 機能性の付与
2.CMF Designの具現化と加飾の限界
3.SOLIDUX の製造工程
4.SOLIDUX 量産技術の完成
第2節 触り心地を向上させる添加剤技術
1.ワックス系添加剤
2.ポリシロキサン系表面調整剤
3.実際の心地よさの評価例
第3節 ソフトフィール塗料の プラスチックへの加飾による柔らかさの付与
1.ソフトフィール塗料用液状カーボネートジオール
1.1 液状ポリカーボネートジオール
1.2 ウレタン塗膜の基本物性
2.液状PCDのソフトフィール塗料への応用
2.1 耐薬品性
2.2 耐候性
2.3 耐熱性、耐加水分解性
2.4 耐摩耗性
2.5 各種溶剤に対する溶解性
第4節 人工皮革における触感表現とその数値化の一例
1.人工皮革,合成皮革, PVCレザーの違い
1.1 人工皮革
1.2 合成皮革
1.3 PVCレザー
2.皮革表面における高触感表現数値化の検討
2.1 実験方法
2.2 結果及び考察
第5節 柔らかで温かみのある手触り感を付与するソフト表面加飾
1.ソフト表面加飾
2.本格的なソフト表面加飾
2.1 ソフト表皮材貼合成形
2.1.1 SPモールド(SPM)ソフト表皮材貼合成形
2.1.2 自動車内装部品に実用化されているその他のソフト表皮材貼合成形
2.2 ソフト材とハード材の二材質成形
3.セミソフト表面加飾技術
4.ソフトフィール加飾
4.1 ソフトフィール塗装
4.2 特殊加工のシートの貼合成形
4.3 特殊コーティング材塗布ソフトフィールフィルム
4.4 ソフトフィールシボ
4.5 デジタルシボ
4.6 ソフトフィール着色
第6節 プラスチック部材への異なる触感性付与技術
1.全電動複合射出成形機
2.複合射出成形による意匠性付与
3.成形事例
4.今後の展開
第7節 著作権の都合上、掲載しておりません
第8節 シボ、デジタルシボとの加工システムと高触感付与技術
1.シボとそのデジタル化
2.加飾技術としてのシボ
2.1 従来のシボ加工
2.2 デジタルデータの活用
3.デジタルデータを用いたシボ加工システム
3.1 デジタルモデルの作成
3.2 シボ加工
第9節 微細表面加工によるプラスチック成形品の 触り心地の制御とその評価
1.テクスチャを有するプラスチック成形品の作製
2.テクスチャの官能評価
3.先端形状およびプラスチックの摩擦特性の影響
4.革,布製品との比較
第10節 ソフトウェアによるデザイン模様直彫り技術について
1.金型の直彫りによる加飾の提案
2.STLデータの問題点
2.1 CAM側がSTLデータを扱えない
2.2 STLデータが大きすぎる
3.FFCAMの機能紹介
3.1 工具にやさしいNCプログラム
3.2 半ピッチずらし
3.3 高精度ストック加工
3.4 3D等ピッチ加工
3.5 速いパス演算
3.6 簡単操作の任意傾斜加工
4.FFCAMの操作性
4.1 作業者にやさしいCAM
4.2 スピーディーな画面表示
4.3 テンプレート機能による操作の軽減
5.ヘアライン仕上げオプション
6.加工事例
6.1 カメラグリップ(STL加工)
6.2 カメラボディー(ヘアライン仕上げ加工)
第11節 TOM工法を用いた製品への手触り感の付与
1.3次元表面加飾工法の原理とプロセス
1.1 NGF成形機構造
1.2 NGF機を用いたTOM工法のプロセス
2.TOM工法の特徴
3.この特徴を生かした適用事例
3.1 表皮材表面エンボス加工品
3.2 凹凸被覆品
4. 使用される表皮材
4.1 3次元エンボス加飾シートで手触り感向上
4.2 芯材被覆して、凹凸感で独創性を強調
5. TOM工法で活性化される市場
第12節 銀鏡塗装による 金属調加飾と表面の触感の向上
1.銀鏡塗装による「金属調」加飾
1.1 「金属調」表面創成技術「Metalize Finishing System」
1.2 銀鏡反応とMFS
1.3 MFSによる鏡面Ag薄膜積層体形成
1.4 環境にやさしMFS処理
2.MFSによるAgおよび積層膜の特性
2.1 Agの特性
2.2 鏡面Ag積層体の特性
3.金属とその触感
3.1 プラスチック類への金属調加飾
3.2 金属類への「金属調」加飾
3.3 金属・ポリマー複合材料と銀鏡塗装
3.4 銀鏡塗装のバリエーション
第13節 金属を含まない金属調光沢の高分子フィルムの開発
1.含色素ポリアニリン類縁体の合成
2.含色素ポリアニリン類縁体の特性
2.1 光沢度
2.2 電磁波透過性
2.3 表面硬度、光安定性、耐候性
2.4 金属調光沢の発現機構
第14節 触感を付与するコーティング技術ソフトフィール塗料
第15節 樹脂への金属触感付与技術
1.メタリック塗膜の金属感の表現とその評価方法
2.アルミニウム顔料による樹脂への金属感付与
2.1 アルミニウム顔料の選択
2.2 塗装技術
2.3 印刷技術
2.4 樹脂練り込み
3.金属フィラーによる樹脂への金属触感の付与
3.1 アルミニウム粉を配合した樹脂の熱伝導率
3.2 アルミニウム粉を配合した医療用ギプスについて
第16節 ポリアクリル酸系増粘剤によるさっぱり触感の付与
1.AQUPEC MG、CVPの製造方法および性状
2.AQUPEC MGとCVP、クロスポリマーのレオロジー特性
2.1 クリープ弾性率の測定
2.2 歪み分散法による降伏値の測定
2.3 レオロジー特性の比較
3.化粧品の触感とレオロジー評価
4.市販化粧品の触感とレオロジー評価
4.1 定常流粘度法による降伏値の測定
4.2 種々の市販化粧品への適応
5.AQUPEC MGを使用したクリーム、ジェルのレオロジー評価
第17節 使用感良好な耐水性O/Wエマルションの調製方法としっとり・潤い感の付与
1.塗布時の使用感としっとり感の向上
2.ペプチド型両親媒性化合物を用いた乳化物の特徴
2.1 ペプチド型両親媒性化合物のcmc
2.2 少量の乳化剤で安定性に優れた使用感が良好なO/Wエマルション
2.3 ペプチド型両親媒性化合物乳化物の塗布膜の耐水性
2.4 αゲルにおけるしっとり・潤いの付与
第18節 シリコーンエラストマーゲルによる感触の付与
1. シリコーンとシリコーンエラストマーゲルの基本構造
1.1 化粧品処方におけるエラストマーゲルの付与効果
1.1.1 感触付与効果
1.1.2 撥水性被膜の形成
1.1.3 チクソトロピー性
第19節 シリカ配合化粧品による皮膜特性と触り心地の制御
1.化粧品としての評価方法と基材(身体部位)の特徴
2.シリカ配合化粧品の特性
3.各種シリカ成分の構造と感触性の制御
4.シリカ配合化粧品の施術と乾燥工程での挙動
5.乾燥後の最終塗膜の挙動とそのコントロール方法について
6.感触性向上のためのシリカ成分の選択と制御方法
第20節 シリコーンによる感触の向上
1.各種シリコーンの感触傾向
2.感触項目間の相関
3.シリコーンと炭化水素との違い
4.シリコーンの分子構造の影響
5.ジメチコンの摩擦感と感触官能評価との相関
6.シリコーンの分子構造と粘度、摩擦感との相関
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