1節 バイオロジカルクリーンルーム内で発生するヒューマンエラーの事例と対策
1.バイオロジカルクリーンルーム(BCR)内で発生したヒューマンエラー(HE)の事例
2.HE防止のための日常的対応
2節 クリーンルーム内におけるSOP作成と教育指導法
1.バイオロジカルクリーンルームの設備・設計の留意点1)
2.SOPと従業員教育
3.クリーンルームの基本原則
4.施設・設備機器SOPの作成
3節 無菌医薬品製造に関するクリーンルーム内作業での具体的留意点とコンタミ防止
1.コンタミネーションについて
2.コンタミネーションの発生由来
2.1微生物汚染
2.1.1クリーンルーム、クリーンブース
2.1.2容器?栓
2.1.3薬液の無菌濾過
2.1.4充填機
2.1.5凍結乾燥庫
2.1.6製薬用水
2.2エンドトキシン汚染
2.2.1注射用水
2.2.2容器の洗浄、滅菌
2.2.3原料中のエンドトキシン管理
2.3不溶性異物?不溶性微粒子汚染
2.3.1クリーンルーム、クリーンブース
2.3.2薬液の濾過
2.3.3容器?栓の洗浄、滅菌
2.3.4充填部品の洗浄、滅菌
2.3. クリーンルーム内作業職員の教育訓練
2.3.6ピュアスチーム
3.コンタミネーション発生防止のための留意事項
3.1微生物?不溶性異物?不溶性微粒子汚染発生防止
3.1.1職員の教育訓練
3.1.2薬液の無菌濾過
3.1.3充填機用クリーンブ―ス
3.1.4薬液充填機
3.1.5薬液充填済みアンプル?バイアルを凍結乾燥庫への搬出入
3.1.6環境モニタリング
3.1.7凍結乾燥庫
3.1.8クリーンルームの清掃?消毒
3.1.9消毒剤の選定と管理
3.2エンドトキシン汚染防止
4節 無菌医薬品製造で発生した廃棄物・残留物の取り扱いと作業員教育
1.注射剤の分類
2.無菌医薬品製造法工程
3.無菌医薬品製造で発生する可能性のある廃棄物
3.1服装具の廃棄
3.2原料の管理不備による使用不可(不適品発生)による廃棄例
3.3製造時の資材(アンプル、バイアル容器等)に関連する異常発生防止に対する留意事項
3.3.1アンプル・バイアルの破損・異常発生防止に対する留意
3.5廃棄物収納容器に対する留意点
3.6廃水及び廃棄物の処理に対する留意点
4.無菌医薬品製造で発生する可能性のある残留物
4.1注射用水の製造設備の保守・点検
4.2エンドトキシンの残留物
4.3キャリーオーバー残留物の防止
4.3.1製造工程内由来の汚染残留物
4.3.2製造工程外由来の汚染残留物
4.3.3洗浄バリデーションの実施
5.高薬理活性の注射剤製造に対する留意事項
6.廃棄物の処理方法
7.廃棄物に関する教育訓練
7.1廃棄物に対する教育訓練のポイント
7.2廃棄物処理作業について
7.3保管作業について
8.残留物に関する教育訓練
8.1キャリーオーバー防止に対する教育訓練のポイント
8.1.1製品の品質に影響を及ぼす残留物の対応
8.2洗浄作業に対する教育訓練について
8.3注射用水の貯蔵時の微生物汚染防止について
8.4製薬用水(注射用水)の日常管理のポイント
8.5製薬用水(注射用水)設備に携わる従業員の教育訓練のポイント
5節 コンタミ防止に留意した医薬品試験室での作業留意点及び職員教育
1.適正な医薬品試験検査室管理
2.コンタミ防止上の留意点
2.1 環境管理
2.2 試験管理
3. 職員教育
6節 GMPに対応したセルバンクの作製
1.セルバンク作製の概要
2.RCBの作製
2.1ステーブルプール
2.2高発現クローンのスクリーニング
2.3クローナリティの証明
3.MCB/WCBの作製
3.1継代安定性
3.2バンク化された細胞の特性解析
3.3ドキュメント対応
3.4GMP対応
7節 アカデミアにおけるGMPに対応した細胞培養及び保管システムの構築
1.GMP3原則に準拠した施設の運営管理
1.1 人為的な誤りの最小限化
1.2 製品の汚染および品質低下の防止
1.3 高度な品質を保証するシステムの設計
2.樹状細胞及び腫瘍抗原ペプチドを用いたがんワクチン療法
2.1 品質マニュアル付属書における文書リスト
2.2 品質マニュアル付属書における責任者一覧
2.3 特定細胞加工物
2.4 技術の内容
3.今後の予定および展開計画
8節 細胞培養に関するクリーンルーム内作業での具体的留意点とコンタミ防止
1.クリーンルームの運用
2.HEPAフィルタについて
3.手洗い、入退室
4.ガウニングの注意点
5.安全キャビネットとクリーンベンチ
6.インキュベータの使い方
7.資材や試薬の滅菌
8.細胞培養の手技
9.クロスコンタミネーション
10.チェンジオーバーの考え方
9節 遺伝子実験室における器具や試薬の取り扱いとコンタミ防止
1.作業環境や設備に関して
1.1作業領域区分の設定について
1.2クリーンベンチと安全キャビネット
1.3オートクレーブの使用について
2.実験器具に関して
2.1ピペット
2.2チップ類
2.3チューブ類
2.4筆記用具類
3.作業者に関して
3.1着用衣類
3.2ラボ手袋
3.3マスク
4.コンタミの分類
4.1クロスコンタミネーション(交叉汚染)
4.2エンドポイントコンタミネーション(キャリーオーバー)
5.核酸の種類別コンタミ回避策
5.1DNA実験におけるコンタミ回避策
5.2RNA実験におけるコンタミ回避策
6.コンタミ発生時の対処法
6.1次亜塩素酸ナトリウム水溶液
6.2UV照射
6.3核酸除去剤
10節 遺伝子の取り扱いに関する,作業員の教育での留意点
1.DNAそのものを取り扱う場合の作業員の教育での留意点
1.1PCR法によるDNA増幅時のコンタミ
1.2コンタミをどう防ぐか?
2.細胞に核酸を導入する場合の作業員の教育での留意点
2.1どのような実験が遺伝子組換え実験になるか
2.2実際作業する上での留意点
2.3特に注意を要する作業
11節 遺伝子増幅反応を扱う際のコンタミネーションのリスクと対策
1.増幅産物の分子数
1.1可視化可能な核酸の量
1.2増幅産物の濃度と分子数
2.キャリーオーバー汚染とは
3.キャリーオーバー汚染の症状
3.1症状は偽陽性ばかりでなく偽陰性もあり得る
3.2症状は気づきにくい場合もある
4.キャリーオーバー汚染の発生源とその管理
4.1反応終了後の増幅産物
4.2ポジティブコントロール断片の取り扱い
5.キャリーオーバー汚染の拡散
6.キャリーオーバー汚染の拡散防止
6.1空気中からの汚染の防止
6.2作業者からの汚染の防止
6.3反応液中での防止
6.4日常管理と作業者の教育
7.キャリーオーバー汚染が発生してしまったら
8.その他の汚染
8.1病原因子の保因者
8.2物品からの汚染
12節 植物の遺伝子組み換えにおけるコンタミ防止と作業での留意点
1.遺伝子組換え栽培室
2.栽培室のコンタミ防止
3.シロイヌナズナの無菌栽培におけるコンタミ防止
4.シロイヌナズナの土栽培におけるコンタミ防止
5.形質転換に用いるアグロバクテリウムの培養とコンタミ防止
6.アグロバクテリウムの感染におけるコンタミ防止
7.形質転換体種子の収穫におけるコンタミ防止
8.形質転換体の選抜におけるコンタミ防止
9.遺伝子組換体の廃棄
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