第1節 マイクロ波ドップラーセンサを用いたドライバの非接触心拍計測技術
1.ウェアラブル生体センサの課題と心拍計測の低侵襲化
2.マイクロ波ドップラーセンサを用いた心拍の計測
3.ドップラーセンサのノイズと心拍抽出
4.ドライバモニタリングへの応用
第2節 圧力センサを用いた車載用生体情報計測システムの開発とノイズ対策
1.車載用生体計測技術が着目される背景
2.無拘束生体信号計測用センシング技術
3.車載環境とアーチファクトノイズ
3.1 アーチファクトノイズと信号飽和
3.2 走行環境特有のノイズと周波数特性
3.3 日本と海外で異なる路面環境の差
4.車載用生体信号計測システムの開発
4.1 エアマットの小型化
4.2 エアチューブ・センサによる小型化
4.3 生体信号抽出フィルタの最適制御
5.車載用生体信号検出システムの開発
6.車載用生体信号検出システムの評価結果
7.生体信号検出から居眠り防止へ
第3節 機械学習を用いたドライバのリアルタイム眠気推定と精度向上技術
1.眠気とは
2.心拍変動解析による眠気推定方法
2.1 眠気推定の原理
2.2 個人差についての検討
2.3 眠気推定式の改良
3.車載用眠気予測システムの開発
4.機械学習を用いた個人パラメータ推定手法
4.1 LF, HF
4.2 機械学習とは
5.実験
5.1 機械学習用データの作成
5.2 リアルタイム眠気推定実験
第4節 ドライバ・乗員モニタリングのための低負担ヒューマンセンシング
1.低負担計測とは
2.道具・環境組み込みセンサによる低負担計測
2.1 心拍(脈拍)・呼吸の道具・環境組み込み型低負担計測
2.2 容量結合型電極を用いたドライバの心拍情報計測
3.非接触計測
3.1 カメラを用いた非接触計測
3.2 カメラ映像からの顔検出
3.3 肌の色の変化を使った脈波(脈拍)の取得
3.4 顔器官検出を使った瞬目波形の取得
3.5 その他の指標の取得
第5節 自動運転へ向けたドライバ状態のセンシングとモニタリング技術
1.顔画像センシング
1.1 顔検出技術
1.1.1 局所濃淡特徴量
1.1.2 学習
1.1.3 カスケード構造検出器
1.1.4 顔検出手法の改良
1.2 顔器官検出技術
1.2.1 形状モデル
1.2.2 回帰によるモデルフィッティング
1.3 顔向き・視線検出技術
2.ドライバ状態推定
2.1 運転集中度センシングの指標
2.2 運転集中度センシングの入力情報
2.3 運転集中度センシングの構成
2.3.1 CNN
2.3.2 LSTM
2.4 運転集中度センシングの学習と評価
2.4.1 学習
2.4.2 評価
第6節 眼球運動を指標にしたドライバモニタリング技術
1.眼球運動によるドライバ状態の検知可能性
2.有効視野評価値と眼球運動・瞬目パラメータの計測
2.1 実験方法
2.2 実験結果
3.機械学習手法を用いた視野推定手法
3.1 眼球運動・瞬目パラメータの算出
3.2 機械学習への適用
3.3 適用結果
第7節 視線情報を用いたドライバの漫然運転の検出技術
1.ドライバの視線を用いた注視判定システムとその適用範囲
2.視線方向推定
2.1 視線方向推定モデル
2.2 視線方向算出
2.2.1 haar-like 特徴による顔領域の探索
2.2.2 Active Appearance Model(AAM)による顔特徴点の探索
2.2.3 黒目領域抽出
2.2.4 視線角度の推定
2.3 視線方向推定精度の考察
2.4 実車実験での視線方向推定と考察
3.前方画像から注視目標の抽出
3.1 色空間での標識特性の検討
3.2 注視対象の抽出
3.2.1 標識の抽出
3.2.2 白線の抽出
3.2.3 車両の抽出
3.3 注視対象の優先順位付け
4.ファジィ推論を用いた運転集中度の評価
5.注視判定システムを用いるドライブレコーダの実装例
第8節 生体計測を用いた感情推定による運転時の人の反応の評価
1.提案
1.1 目的
1.2 概要
1.3 システム概要
1.4 生体計測による感情推定
2.評価実験1
2.1 概要
2.2 実験環境
2.3 実験手順
2.4 実験結果および考察
4.評価実験2
4.1 実験1からの改善点
4.2 実験手順
5.分析
5.1 分析手法の概要
5.2 単回帰分析
5.3 考察
5.4 クラスタ分析
5.5 主成分分析
5.6 iiSAと生体感情の比較
5.7 考察
6.課題
6.1 計測方法についての課題
6.2 シミュレータの課題
6.3 実験協力者についての課題
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