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2017年7月号目次 MATERIALSTAGE

■巻頭

□ 自動車向けパワー半導体の今後の動き,求められる周辺技術や耐熱・放熱材料について
日産自動車(株) 山際 正憲

1.はじめに
2.摺動部品への樹脂材料の広がり
3.耐摩耗性が必要な用途への樹脂材料の広がり
4.樹脂材料の新たな広がり



■特集1

〜自動運転や衝突防止,機器の誤作動防止に貢献する〜 車載レーダーやミリ波透過性を有するマテリアル
 

□ 「金属スパッタリング技術を利用した ミリ波対応光輝加飾」の開発としての応用
豊田合成(株) 前田 英登、大川 新太朗、井土 尚泰

□ 新規低誘電多層材料AS-400HS
日立化成(株) 谷川 隆雄

□ イプシロン型−酸化鉄の超高周波ミリ波吸収特性
東京大学 大越 慎一、生井 飛鳥

1.序論
2.イプシロン酸化鉄とは
3.ミリ波吸収メカニズムと金属置換によるミリ波吸収特性の制御
4.まとめと今後の展望



■ 特集2

ファンアウトWLPのモールド技術,封止樹脂開発の技術動向
 

□ FOWLPのコンプレッションモールド技術と大判化への対応
TOWA(株) 高田 直毅

1.はじめに
2.トランスファモールドとコンプレッションモールド
3.樹脂の高精度供給
4.樹脂封止装置に求められる仕様

□ FOWLP向けの仮貼り合わせ,剥離技術
ズース・マイクロテック(株) 石田 博之

1.はじめに
2.FOWLP向け仮貼り合わせ/剥離方式
3.パネルレベルへの対応

□ FO-WLPの反り,歪み対策としての感光性ポリイミドの低温硬化技術
東レ(株) 富川 真佐夫

1.はじめに
2.低温硬化できる感光性ポリイミド技術
3.特許から見た低温硬化型感光性ポリイミド,PBO
4.ポリイミド,PBO以外での低温硬化に向けた取り組み
5.海外での取り組み例
6.今後の開発動向


■ 特集3

フィルムにおける巻取り,テンション制御技術とハンドリング性向上のためのマテリアル

□ ウェブの耳端位置・張力制御,巻取りの実際と不具合事例の原因と対策について
(株)ニレコ 大田 吉彦

1.Roll to Roll
2.耳端位置制御装置
3.張力制御
4.巻取り方式
5.Roll to Rollにおける制御や巻取りにおける不具合とその対策

□ 滑り性付与の材料設計技術とその評価について
(株)ケンシュー 倉地 育夫

1.はじめに
2.科学的考察による滑り性付与の材料設計とその評価
3.滑り性付与の技術

□ 抵抗値高安定化樹脂材料
クレハエクストロン(株) 川島 基敬

1.はじめに
2.材料の表面抵抗値による分類
3.材料の表面抵抗値制御技術
4.樹脂材料の表面抵抗値の均一性

□ 表面摩擦特性評価法とフィルムへの応用について
京都工芸繊維大学 鋤柄 佐千子

1.はじめに
2.測定機と特性値
3.織物の摩擦特性から不織布,フィルムへの応用


■ マテリアルニュース&トピックス

□ 自動車部材・建材用途を指向した湿気反応性高速硬化型樹脂化合物 −シラン架橋ポリオレフィン複合体を中心に−
山口大学 安達 健太

1.はじめに
2.架橋ポリオレフィン樹脂について
3.シラン架橋ポリオレフィン樹脂について
4.シラン架橋触媒の開発経緯とこれからの展望

□ 高配向カーボンナノチューブの特徴を生かした応用用途
大陽日酸(株) 三好 健太朗,高田 克則,五十嵐 弘,坂井 徹

1.はじめに
2.高配向CNT の製造法
3.高配向CNTの仕様
4.ナノサイズ/カーボンの性質を利用した用途
5.高配向CNTの構造利用

□ 「スマートポリマー」〜怪我や病気の新しい治療法に役立つ材料としての可能性〜
(国研)物質・材料研究機構  荏原 充宏


■ 連載

〜続・エポキシ樹脂CAS番号物語〜  硬化剤CAS番号備忘録  第21回 カルボン酸系硬化剤
島貿易(株) 小池 常夫