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2025年12月号目次 MATERIALSTAGE
■ 巻頭

□ 世界の包装容器規制の最新動向
(株)パッケージング・ストラテジー・ジャパン 森泰正

1.EU, 米国の包装容器規制の最新動向
2.大規模にリサイクルされている状態‘Recycling at Scale ’ を実現する
3.循環型社会の実現のためリサイクルが容易な包装デザインがカギ
4.包装のPCR 使用割合未達の事業者には厳格なペナルティ
5.PPWR のその他の規制項目
6.米国の最新包装規制
7.持続的に成長する欧米のモノマテリアル軟包装



■ 特集1

5G/6Gに向けた電波反射,吸収,透過材料の開発

 

□ Beyond5G/6G時代に向けた低誘電材料の技術動向と開発事例(2)
川辺高分子研究所 川辺正直

□ 5G/Sub6帯の周波数選択性電波反射シートの特長
(株)マルアイ 石川直人,山本礼奈

1.はじめに
2.周波数選択性電波反射シート
3.バンドストップ型FSSの電波反射特性

□ Beyond5G通信システムに向けた広入射角・広帯域電波吸収体の開発
東京科学大学李尚曄
東京理科大学高野恭弥
(国研)情報通信研究機構原紳介,渡邊一世,笠松章史
広島大学吉田毅
マクセル(株)澤木裕子

1.はじめに
2.広帯域・広入射角対応フィルム型電波吸収体
3.提案吸収体設計
4.測定結果

□ 5Gミリ波用メタ・サーフェス反射板の設計・作製と電磁場分布可視化評価
(株)KRI 波多野洋

1.はじめに
2.次世代通信における電波制御
3.メタ・サーフェス反射板の設計と試作
4.ミリ波電磁場分布可視化評価

□ 磁界共振技術を用いた電波透過シートの高効率化と通信システムへの応用
古野電気(株) 石野祥太郎,山口拓也

1.はじめに
2.磁界共振技術
3.電波透過シートの開発
4.通信システムへの応用



■ 特集2

プラ容器包装に関する規制動向と対応 〜バイオマス,モノマテリアル,海洋分解〜
 

□ 包装材向け海洋生分解性プラスチックの開発
(株)日本触媒 今田基祐,熊谷澄人
(国研)理化学研究所 竹中康将

1.はじめに
2.PES ベース海洋生分解性樹脂素材の開発
3.開発ポリマーの特徴

□ 包装材のモノマテリアル化に向けたPPフィルムの開発状況
東洋紡(株) 今井徹,清水敏之

1.はじめに
2.改正資源法と設計認定基準
3.モノマテリアルに向けたPP フィルムの課題
4.各社のモノマテリアル用BOPP フィルム
5.東洋紡パイレンEXTOP

□ バイオマスプラスチックを活用したワンウェイ食品容器の環境対応
リスパック(株) 冨田裕子

1.プラスチック製ワンウェイ食品容器の進化と課題
2.バイオマスプラスチック製品開発の歴史
3.食品容器包装の環境対応における「バイオマスプラスチック」
4.バイオマスプラスチックの市場での評価と課題
5.バイオマスプラスチック食品容器の課題とこれから

□ 紙化パッケージの現状とその応用展開
日本紙パルプ商事(株) 熊木正視

1.紙化提案の意義
2.紙化の現状と問題



■ 特集3

高分子の架橋密度・架橋度測定
 

□ パルスNMRによる高分子の硬化度・架橋密度評価
(株)三井化学分析センター 藤村修平,新居理咲子

1.はじめに
2.パルスNMR
3.評価事例

□ 熱分析・動的粘弾性測定による高分子の架橋反応測定
(株)日立ハイテクアナリシス 大久保信明

1.はじめに
2.DSC によるゴムの加硫反応測定
3.DMA によるエポキシ接着剤の硬化挙動測定
4.加硫ゴムの粘弾性特性に及ぼす架橋密度の影響
5.動的粘弾性測定による架橋密度の近似

□ 樹脂の硬化度,架橋度の測定
(株)アクロエッジ 中宗憲一

1.はじめに
2.カストロン(CUSTRON)による硬化収縮率の測定
3.樹脂硬化度の定義と測定意義
4.硬化過程における理論的概念
5.各種測定方法との組み合わせ